マンションDIYの必需品、2018年最も静かなインパクトドライバー【マキタ ソフトインパクトドライバー TS131D】レビュー




 

DIYというのはインパクトドライバーを買う前と買った後では意味合いそのものが変わってきます。

トンカチで釘を叩いて作れる小さくて繊細なものまでしか作れなかったDIYが

一戸建てを建てられるレベルまで上限が引き上げられます。

ホントです。

>>>小屋ぐらいこの本読めば誰でも作れる

長いネジや建物を支える金物類までしっかり留められるので、家を自分好みの空間に仕上げることも可能になってきます。

 

でもインパクトドライバーと一言で言ってもメーカーや種類などがたくさんあり、

ホームセンターの工具コーナーに行けば様々な工具がズラリと並んでいて男心をくすぐる反面、どれが自分のやりたいことに適した電動工具、インパクトドライバーなのかよくわかりません。

 

そこでこの記事では

  • 初めてインパクトドライバーを買う
  • マンションやアパートなどで作業するので作動音が静かなものが欲しい
  • 家具を作ったりするのにストレスなく作業できる程度のパワーがあるもの

この基準を満たす2018年、最もオススメのモデルをご紹介します。

マンションDIYにおすすめ!静かさとパワーを併せ持つ『マキタ ソフトインパクトドライバー TS131D』

 

マキタ ソフトインパクトドライバー TS131D

これが2018年現在、ワタクシ丸ゴリが最もオススメしたいモデルです。

その理由は

 

75mmのコーススレッドを下穴無しで2×4に打ち込んでも最後まで打撃音がしなかった。

 

このマキタ ソフトインパクトドライバー  TS131Dの素晴らしさはこの一言に尽きます。

細かく解説していきますね。

インパクトドライバーとドリルドライバーの違い

ホームセンターの工具コーナーに行くと様々な工具が並んでいます。

色んな工具が目白押しで目移りしてしまうかと思いますが、DIYで使う電動工具として初めて買うべきなのはドリルドライバーかインパクトドライバーのどちらかです。

違いとして大きく挙げられるのが『火事場の馬鹿力が出るか、出ないか

これが両者の大きな違いです。

 

ドリルドライバーは「クラッチ機能」といってネジを回していく力(トルクと言います)を調節することが出来ます。

既製品の家具を組み立てたり、規定のトルクでネジやボルトを締めこむ際にはドリルドライバーはとても重宝します。

しかし、MAXパワーでも回せないような場合、例えば長いネジを木材に下穴無しで打ち込んでいこうとするような場合ですね。

このような状況ではネジが途中で止まって、それ以上ネジを入れることができなくなってしまいます。

 

ここで火事場の馬鹿力を発揮できるのがインパクトドライバーです。

インパクトドライバーは中にハンマーが入っていてネジが入りにくくなってきたのを察知するやいなや、

「ガガガガガッ!」というけたたましい打撃音を上げながら長いネジを打ち込むことが可能です。

新築中の家や、リフォーム中の一室から聞こえてくる工事の凄まじい音はだいたいこのインパクトドライバーの音です。

マンションDIYerを悩ませるインパクトドライバーの騒音

仕事で現場に入っている職人さんならともかく、自分が住んでいるマンション内でしょっちゅうけたたましい騒音上げて作業するわけにもいきません。

かといって打撃音のしないドリルドライバーだけだと長いネジを打ち込もうとして途中で止まってしまった場合どうにもなりません。

パワーが足りなくてネジを抜くこともできなくなったりするんです(笑)

ネジの締め加減を細かく調節できることがメリットのドリルドライバーですが、最近のインパクトドライバーは『無段変速』になっているモデルがほとんどで、トリガーの引き具合を浅くすればゆっくり優しくネジを回すことも出来ます。

慣れてくればこんなの朝飯前。

 

「あー、ドリルドライバーがあればなぁ」とはなったことはありませんが、
「あー、インパクトドライバーないとキツイなぁ」というシーンはゴマンとあります。

 

インパクトドライバーは機能的な幅が広くて一台持っていれば充分なんです。

問題は打撃音、パワーと引き換えに付いてくる騒音がネックでした。

騒音が無く、パワーのあるインパクトドライバー

お恥ずかしい話、僕の持っているマキタの『TD130D』は10年以上前のモデル。

ですから僕のインパクトドライバーに対するイメージも
「長いネジを打ち込むんだからうるさいのは仕方ない」だったんです。

 

しかし、カタログを見ているとチラホラと静かさをうたったモデルが出ているじゃないですか。

そこで店にあるマキタ ソフトインパクトドライバー TS131Dの実機を試してみたんです。

 

衝撃でした。

10年越しの古い価値観がぶっ壊れるほどの衝撃。

まさにインパクトドライバー。

 

音がしないんですよ。

あの『ガガガガガ』が。

長いネジを木材に打ち込むとある程度まではインパクトドライバーのモーターのトルクのみで入っていきます。

短いネジなんかはこの範囲内なので騒音なく作業できます。

 

問題はその先。

長いネジの場合はある程度入ってネジが木材に入りにくくなってくるとその先は打撃音がするのが当たり前でした。

ところがこのTS131Dはモーター音に少し変化があったかな?ぐらいで打撃音無しで75mmもの長いネジが木材に打ち込めたんです。

 

大事なことなのでもう一回言います。

長さが75mmもあるネジがインパクトドライバーの打撃音無しにスムーズに入っていったんです。

 

正直、初めてやった時は「え?嘘だろ?」って一人でボソッと言いました。

あり得ない。

 

カタログ値では40N・m(ニュートンメートル)という値で締め付けの強度が示されていて、今使っているTD130Dと比べてもかなり弱いモデルだと思っていたんです。

インパクトドライバーのカタログに記載されているN・mとは?

ネジを締め付ける力の単位で、ニュートンメートルと読みます。この数値が高ければ高いほどネジを強い力で締め付けることができるので、長いネジや太いネジを締め付ける際に違いが出てきます。

静かさを優先したモデルだからそれほどパワーも出ないだろう、と。

ところがその予想は大きく裏切られました。

何の遜色もなく、なんなら10年前に買った(しつこい)TD130Dよりもスムーズに、かつ、なんの騒音も無しに長いネジがサクサク打ち込めるなんて。

 

突然起こった古い価値観の大革命に脳内は大混乱。

「え?これってインパクトドライバーの完成系やん(千葉県民)」

「世の中のインパクトドライバー、全部コレにしない理由がわからへん(ズブズブの千葉県民)」

「カタログのニュートンメートルって何なん⁈(店員失格)」

そんなことが頭をよぎりつつも、聞こえてくるのはマキタのブラシレスモーターが上げる回転音だけ。

 

たぶん隣の部屋で家族が寝てても気づかないんじゃないかな?

 

この感動と衝撃は10年間様々なインパクトドライバーを扱ってきたからこそ、余計に感じるのかもしれません。

そんなわけでこれから本格的にDIYにハマろうかとしている人にはこの『マキタ ソフトインパクトドライバー TS131D』をゴリ押ししたいわけなんです。

 

そこまで本格的でなくても良くない?

マキタ ソフトインパクトドライバー TS131Dは決して安い価格帯の商品ではありません。

もっと安いモデルもたくさん出ています。

実際、長いネジを打ち込むことは安いインパクトドライバーでも出来ます。

 

問題は「どこから『ガガガガガ』が始まるのか」ということです。

 

インパクトドライバーを名乗るモデルはすべからくハンマーによる打撃で長いネジを打ち込めます。

しかし安いモデルにはトルクの弱いものが多く、すぐに『ガガガガガ』に頼る。

これが自宅マンションの一室でDIYをする上で非常にストレスになるんです。

 

「あと少しネジを打ち込みたいのに、これ以上打ち込むには絶対に打撃音がしてしまう」

 

ネジ一本一本打ち込む度にそんなことに気を使うインパクトドライバーと、ストレスフリーにサクサク長いネジが打ち込めるインパクトドライバー、どちらがいいですか?

 

僕は今までその葛藤の中様々な家具を自分の部屋にこしらえて、その中で『下穴開け+長いネジ工法』(>>>DIYで棚を作るときに使える『家の中で静かに長いネジを打ち込む方法』)を編み出したわけですが

このマキタのソフトインパクトドライバー TS131Dであればそんなことしなくていいわけです。

だからこそ、そこそこいい値段がするこのマキタのソフトインパクトドライバー TS131Dをオススメしているんです。

キャシー
カタログで『90mmの木ネジまで打てる』ってなってても、ガガガガガ音を立てながら打ち込むのと、静かにスムーズに打ち込めるのは全然違うってコトね!

インパクトドライバーで出来ること

マキタのソフトインパクトドライバー TS131Dに限らずインパクトドライバーではこのようなことも出来ます。

ネジ締め

前述の通り、インパクトドライバーでもトリガーの引き具合を調節することで繊細なネジ締め作業が出来ます。

『無段変速』という機能が付いているので、トリガーを浅く引けば先端がゆっくり回りますし、トリガーを深く引けば回転が早くなります。

『職人技』とか言われるような難しい作業ではなく、インパクトドライバーに慣れてくれば当たり前に扱える機能です。

安いモデルだと低速から高速への切り替えが急だったり、低速の幅(トリガーの引き具合)が狭かったりするので注意してください。

 

穴開け

インパクトドライバーの先端パーツである『ビット』は着脱式になっていて、ワンタッチで簡単に付け替えが可能です。

  • ビットの根元が六角形
  • 太さが6.35mm

この要件を満たしているビットであればどんなものでも付け替え可能です。

 

ネジ締めのためのプラスビットだけでなく、穴開けのための『ドリルビット』というものもあり、これを使えばインパクトドライバーで材料に穴開けをすることが出来ます。

細いものでは0.1mm刻みで太さを選ぶことができ、鉄工用のビットを使えば金属に穴あけができます。

 

木工用ではかなり太いものもあります。

 

自在錐(サークルカッター)を取り付ければ、これ1つで様々な大きさの穴開けができます。

ベニヤ板を丸く切り抜いてそこにパイプを通すなんてことも自分で出来るようになります。

狭いところのネジ締め

インパクトドライバーでは本体の全長がいかに短いかが各メーカーによって競われてきました。

この部分が短ければ短いほど狭い所のネジ締めがしやすくなります。

 

ネジの全長+インパクトドライバーの全長

 

これより狭い所にはインパクトドライバーが入らないためネジ締めを行うことができません。

棚板が狭い感覚で入っているような棚を作る際はけっこう大変。

しかし、このようなアタッチメントを付けることで狭い所のネジ締めも出来るようになります。

 

ボルト締め

自分でネジ山を作って材料同士を繋げるネジの他に、あらかじめ穴が空いた材料同士をボルトとナットで締め付ける際にもインパクトドライバーは使えます。

代表的なのは足場用の単管パイプを繋げるクランプなどを締めこむ作業。

本格的な足場ではなく、単管パイプでラックを作るようなDIY用としてもよく使われます。

一つ一つ手で締めこむことも可能ですが、何十個もクランプを使う場合かなりの重労働で、時間もかかるんですね。

インパクトドライバーに17mmのソケットを装着すればボルトの締め付けも一瞬で終わります。

 

研磨

ディスクグラインダなどの専用工具には劣りますが、先端を研磨用のトイシ・ブラシ・バフなどに付け替えれば材料を削ったり、磨いたりすることも出来ます。

粗めのブラシなどに付け替えれば金属のさび落としや、塗装前の下地調整などに使えますし、

細かいスポンジに付け替えれば台所の汚れ落としにも使えます。

 

さらに目の細かいポリッシャーを装着すればくすんだ車のライトも磨き上げることができます。

 

水の汲み上げ

インパクトドライバーの回転力を利用して、ポンプで水を汲み上げられる画期的な先端パーツです。

 

1分間に15リットルという結構な流量なのでアクアリウムをやる人にはかなり便利。

60cm水槽の水換え(1/3換水)ぐらいだったら5分ぐらいで終わってしまいますね。ヤバ。

雑草抜き

僕はイイトコのボンボンでなまじっか広い庭付きの一戸建てに住んでいたので、子どもの頃から庭の雑草抜きが日課でした。

>>>アナタの暮らしをTUNE UPするブログ『silentGARAGE』丸ゴリのプロフィール

雑草抜きにもコツがあって根っこまでしっかり抜かないと二、三日でまた生えてくるんですね。

1、2本ならまだしも何十本も雑草が生えているような場合はそれだけで一日仕事でした。

ところが!

今や雑草もインパクトドライバーで抜く時代です。

この『抜けるんですbit』をインパクトドライバーに装着すれば、地中に差し込んだ爪が回転とともに、根こそぎ雑草を引き抜きます。

真夏の暑い中汗だくで、蚊に刺されながら一日中雑草を抜いていた小学生の丸ゴリくんが見たら歓喜に踊り狂ってますよ。

家電としてのインパクトドライバーのコスパの良さ

 

以上のような幅広過ぎる用途は、もはやDIYをやる人向けの工具という枠では収まりきらない、ある種冷蔵庫や洗濯機のような家電のような位置付けとも言えます。

 

もちろん回転工具なので使う際には充分注意が必要なんですが、

  • お気に入りの写真を額に入れて壁に飾ろうとした時に、サッと取り出して壁の下地材にしっかりとネジ留めして地震でも落ちてこないようにする。
  • 買ってきたカラーボックスを力を使わずにサッと組み立てる。
  • ポンプのアタッチメントに付け替えて風呂水を洗濯に使う。
  • 庭の雑草抜きを時短で確実に終わらせる。
  • ガス台の五徳にこびりついた汚れを研磨用のビットに付け替えて削り落とす。

 

こんな感じで日常生活での出番もかなり多いんですよね。

家電としての『汎用性』がメッチャ高いという。

しかもプロの現場でも使用されているレベルのマキタ ソフトインパクトドライバー TS131Dクラスのものであれば、10年とか平気でもちます。

ちなみに僕が10年前に買ったマキタのTD130Dは小屋一棟を一人で組み上げるのに使い倒した上に、家にある家具のほとんどをDIYするのに使い、今もなおちょっとしたネジ締めに使っていますが全く壊れません。

壊れないが故に新しいものも買えず、インパクトドライバーの新しい製品にうとくなってしまったわけですが(笑)

初めてのインパクトドライバーにマキタのソフトインパクトドライバー TS131Dをオススメする理由まとめ

 

  • マンション住まいで静かにDIYをやりたい人にはピッタリの静音性
  • 75mmもの長いネジも、2×4にスルスルと入っていくパワーがある
  • 慣れればインパクトドライバーはドリルドライバーのように繊細なネジ締めや穴あけも簡単
  • アタッチメントを付け替えればネジ締め以外の様々な作業にも使える
  • 一度買えば10年単位で長く使える

 

以上のような理由から、これから本格的にDIYにハマってみようかと思っている人にはぜひ『マキタ ソフトインパクトドライバー TS131D』をオススメします。

 










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ABOUTこの記事をかいた人

小学校の頃のアダ名は「丸ゴリ」でした。それを知らないハズの奥さんにもことあるごとに「このゴリラ!」とイジられます。今ではゴリラの物憂げな表情に思慮深さと親近感すら覚えます。「あの~、ホラ、ゴリラの人のブログ」で記憶してもらえると幸いです。