接客業を辞めたいと営業職に転職して失敗した28歳が見落としたポイント

接客業転職




どーも、ホームセンターという3Kの代名詞のような小売の現場で、何十人もの後輩が転職するのを見聞きしてきた丸ゴリです。

先日、新卒入社3年目で接客業→営業職に転職し現在28歳になった元・後輩(結婚秒読みの彼女持ち)が職場に遊びに来て接客業から転職した後のリアルな声を聞くことができました。

結果から言うと辞めたくて仕方ないそうなんですが(笑)

 

なぜ、順風満帆な未来を思い描いて転職したのに失敗したのか?

⇒それは自分が本当はどう働きたいのかを見誤った。

 

この一点に尽きるようでした。

接客業から焦って転職しようとする20代にありがちな失敗なのかなと思ったので段階を追って細かく解説しますね。

そんな28歳の後輩にどんなアドバイスをしたかは記事の後半で。

辞めたいが先行すると転職先でも高確率で続かない

小売業の嫌な部分『休みの少なさ』に嫌気がさして辞めた

まぁ給料の安さと休みの少なさは割りに合わないって感じると思いますよ。

人との出会いや付き合い方が今後の人生を大きく左右する20代の時に周りが休みを合わせて楽しそうにしてるのに自分は仕事なんですから。

僕なんかは平日休みの清々しさの味を覚えてしまったので土日祝日に休むなんて労働でしかないですけど、奥さんと結婚する前土日に休むのにもわざわざ理由がいるのが嫌でしたね。

 

少し古いデータになりますが(出典:業種別の休日数ランキング -全80業種-)業種別に年間休日数を見ると

最も休みの多い自動車/輸送機器メーカーでは135.2日。

我々小売業の世界は108.2日。

 

27日、つまり一年で1ヶ月近くメーカー勤務の人より多く働いてる計算になります。

 

ちなみに最も休みの少ない業種はコンビニ業界で95.8日。

メーカー勤務との差、40日。

 

夏休みがある小学生と、

夏休みが無い小学生ぐらい

一年の感じ方が違います。

これを知ったらそりゃあ誰だって「同じ人間なのに割りに合わん!」となりますよ。

休みが増えても労働時間が伸びて時給は下がった

そんなわけで件の28歳の後輩は建材系のメーカーに晴れて転職できたわけですが、話はそんなに晴れやかな展開にはなりませんでした。

 

確かに小売業ではなくなったので表向きはカレンダー通りに休むことはできます。

ですが残業代は出なくなり、終わらない仕事は土日に出て終わらせる。

 

こんな状態が常態化しているというんですね。

 

でも僕はこれを聞いたところでちっとも驚きませんでした。

日本の中小企業の営業職なんて土曜日はフレックスに働ける日と同じですからね。

問屋などのベンダーになれば土日に販売応援などで駆り出されてるのなんて当たり前。

なんと言っても僕はそれを受け入れてる側なので。

こうして28歳の彼は休みの少なさに嫌気がさして小売業から営業職に転職したにも関わらず、見えない労働時間が増えたことで時給ベースではさらに割りに合わなくなりました。

彼は接客業から転職するにあたって何を間違えたか?

 

辞めたいが先行して、労働条件有りきで次の職を探してしまった。

 

確かに転職するにあたって労働条件を見直すことは大事です。

給料、賞与、昇給、年間休日、労働時間、時間外手当、勤務地、福利厚生。

転職サイトでチェックを付けたくなる項目は数知れずです。

 

でもそれ以上に大事なのが

実際に仕事に就いて過ごす一日はどんな一日になるのか?

これをキチンとリサーチして、今の仕事よりも自分にとって改善されるのかを考えないうちに転職活動をしてしまったことが失敗した最大の原因です。

 

いくら業種や扱う商材が変わったところで、今の仕事で転職したくなるぐらい嫌な部分が、新しい転職先にもあったらまた同じ結果になるのは当たり前ですよね。

冷静になれば当たり前にわかることも、その仕事に就いて「辞めたい、辞めたい、辞めなきゃ」と思いつめてる時はなかなか見えてこないもんです。

28歳の彼が気づかなかった接客業から転職したい本当の理由

仕事を中断されることがたまらないストレスになっていた

接客業をしていて転職したいと考える20代の若者のほとんどは

 

割に合わないから辞める

 

とかそんなネガティブな理由で辞めたいとおもっている人は実は少ないです。

 

仕事は一生懸命やりたい。

結果も出したいし、評価もされたい。

 

ゆとり世代なんて揶揄される世代だってみんな気合い入れてこうやって思ってます。

 

それなのに接客業特有の

「仕事の途中で中断されることも仕事の一部」

この一点においてたまらないストレスを感じてしまうことが接客業を辞めたい、転職したいと思う真の理由です。

 

「そこをうまくやることもスキルのうち」と言ってしまえば、それまでなんですが、どうやったって計画通りになんて仕事を進められない構造的な状況、立場に置かれている現場の販売員は山のようにいます。

こんなストレスを感じる仕事なのに休みも少ないし、給料も安いんじゃ割りに合わない!

こう思ってみんな辞めてしまうんですね。

辞めるのは構わないんですが、その原因を深掘りせず、休みの少なさとか表面的なことが原因だと思い込んでしまうと、同じような仕事に就いてまた失敗します。

本当の長所は自分には当たり前すぎて本人は気が付かない

 

「営業なんて休む曜日が変わるだけでやってる内容、小売と変わんないじゃん?」

「だって急に呼び出されたりとか、電話がしょっちゅう鳴るのとか同じでしょ?」

 

28歳の彼にこう問いかけたら「そうなんスよ~、残業代も出ないしここにいた時よりキツイっス」なんて言ってました。

 

ここで僕は昔から気づいていた28歳の彼のいいところをサクッと投げてみました。

 

「だって○○、自分の決めた段取りで黙々と一人で集中できる仕事メッチャ好きだったじゃん?」

「そう!そこなんですよ!それができないのがマジストレスなんスよ~」

ニヤリ( ̄ー ̄)

彼もやはりそうでした。

 

接客業に向いてないと思い込んでる人が見落としがちな一つの仕事に集中し続けられるというチカラ。

実はこの能力は類い稀なスキルだということに本人は当たり前すぎて以外と気づかないんですね。

転職に悩む人が知っておきたい「外向性」と「内向性」

人には「外向性」「内向性」という2つの性格のパターンがあります。

外向性の人は外部からの刺激をより多く、より早く処理できる。

対して内向性の人は外部からの刺激をじっくりと深く、統合して処理できるんです。

出典:集中型のあなたが今の仕事に向いてない理由を教えるね

その長所を最大限に活かせるよう

一人でも黙々と集中して働くことを求められる業種

28歳の彼の場合はこれを基準に転職先を探すべきでした。

28歳で接客業から営業に転職して失敗した男へ提案したアドバイス

一人で集中してできる仕事の代表格・ITエンジニアやWebデザイナーを勧めた

 

「エンジニアとかWeb系なんかのパソコン使ってものづくりするような勉強やればいいのに」

「え?」

 

おいおい、若いのにそんな簡単な選択肢にも気づいてなかったんかーい(^_^;)

 

一人で集中してできる仕事の一つでもあるITエンジニアやWebデザイナーという選択肢についてサラッと彼に説明しました。

・仕事を中断されない

IT系のオフィスで、ドアからひっきりなしに知らない人が入ってきてアレはないか?コレはないか?聞かれることってないですよね。

パソコンで作業してる横から社外の知らない人が無理矢理話しかけてくる状況もありません。むしろこんな環境で仕事してたらエンジニアとしてはまずいでしょう。

・場所や時間にとらわれない

スーツや制服を着て時間通りに決められた場所にいることがメインの業務のようになっている我々小売業の世界とは違いますね。

・勤務態度で評価されない

Face to Faceが重視されるようなベタついた業界でもないので、ネット環境のあるところでしたらどこでも働いているとみなされます。

・良くも悪くも実力主義

仕事が完全に自分の手元のパソコン一つで完結するので、自分のスキルを高めれば高めるほど効率的に段取りよく進めていける気持ち良さもあります。

もちろんユーザーありきの仕事であることには変わりないので商品に対するクレーム処理などの大変さもありますが、それはすべて自分のスキル、作ったものに起因すること。

・社会的にヤバイ連中の相手をしなくてよくなる

どんな奴かわからない(DQN、団塊世代の老害、ヤクザまで)ユーザーと殿様商売のベンダー、メーカーの板挟みという自分に全く非がないのに一番苦労させられるような理不尽な状況に置かれる可能性もグッと低くなります。

 

↓28歳の後輩にオススメしたプログラミングを学ぶ方法アレコレ

ポテパンキャンプ

⇒TwitterやSmartnewsなどを作ったプログラミング言語「Rails」を3か月で学べる転職特化型スクール

プログラミングのオンラインスクールCodeCamp

⇒働きながら自宅で学べる7時から24時まで好きな時間で受講可能なプログラミングの家庭教師

Udemy

⇒4万5千以上の種類の講座から選べる買い切り方の良質な動画コンテンツで独学

他にも選択肢はあると思いますけど、28歳の彼は話していくうちに妙に納得がいったみたいだったのでコチラにも載せときます。

接客業からの転職に失敗した28歳の営業マンは適職に就けるのか?

99%の人間は仕事を辞めたい辛さに対して何もしない

果たして28歳の彼は数ヶ月後に「転職できましたよ~」の報告にくるでしょうか?

たぶん来ないだろうなぁ~。

このゴールデンウィークも何もしないで終わっちゃったんじゃないかと思います。

みんな口では嫌だ嫌だ言うけど、気晴らしにモンストに課金して、月曜日のジャンプの新刊を読んだらまた一週間働けるのが立派な社会人ですから。

むしろそういう人がいないと困りますよね。彼らの必殺技「思考停止」はストレスに対して最も有効な武器です。

転職とかで悩めるのも20代まで

まぁそんな悩みも30歳までです。

30歳過ぎたら「未経験だけど新しい業種にチャレンジ~」なんて受け入れる側が困りますもん。

いい歳したおっさんがお金をもらいながら稼ぐスキルを学びたいなんて虫が良すぎますからね。

転職するかどうかで悩めるのも実は20代の特権、幸せなことなので、接客業から未経験の業種に転職するかどうか迷っているならとことん考え抜いて、自分と向き合ってください。

後から気づいてもどうにもなりませんから。










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ABOUTこの記事をかいた人

小学校の頃のアダ名は「丸ゴリ」でした。それを知らないハズの奥さんにもことあるごとに「このゴリラ!」とイジられます。今ではゴリラの物憂げな表情に思慮深さと親近感すら覚えます。「あの~、ホラ、ゴリラの人のブログ」で記憶してもらえると幸いです。