DIY木材寸法

いきなり行っちゃダメ!DIY初心者が見落としがちな木材を買いに行く前に必ずやること

ホームセンターへは2回行ってください。

木材の寸法を把握して設計にフィードバックさせるためです。

頭の中で思い描いた材料が必ず手に入るとは限りません。

実際に手に入る材料から無理のない設計をすることが初めてのDIYを成功させるコツです。

※この記事はDIYの第一歩~から続く全8回の講座の3回目です。⇒第1回目『DIYの第一歩は資料集め。本や雑誌を見なくてもアイデアがジャンジャン湧いてくる必須ツール』

見たことも触ったこともない木材をDIY初心者がいきなり大量に買おうとしていけない

 

みなさん、スーパーで野菜や食料品を今まで何回買ったことがありますか?

あるいは外食を何回したことがありますか?

 

おそらくこの問いに正確に答えられる人はいないはずです。

それだけの回数を経験しているからこそ気軽に買いに行けるわけです。

 

では木材はどうですか?今までの人生で建築材料としての木材を何回買ったことがありますか?

一度もない、ほぼゼロの方がほとんどだと思います。

 

初めてのDIYで陥りがちな失敗の一つが『思ったような買い物ができないこと』です。

今までほとんど触れてこなかった木材という不慣れなものをいきなり『買い』に行ってはいけません。

まずは『見に行く』だけにしてください。

実際の木材の寸法や手触り、大きさや持った感触を確かめに行くんです。

自分にとって本当に使い勝手の良いホームセンターを選ぶことが初めてのDIYを成功させる秘訣です。

DIY初心者が絶対に失敗しないホームセンターの選び方

 

2×4材が充実しているホームセンターを見つけること。

この材料だけにまずはスポットを当てていけば変な材料を使ってしまうリスクはグッと抑えられます。

2×4材とは?

38mm×89mmの寸法を中心に製品として規格化された木材です。

柔らかい針葉樹から製材したものが多く、DIYといったら2×4といっても過言ではないぐらい有名な木材。

近年流行の『ディアウォール』をはじめとした天井と床を2×4材で突っ張ることで柱を立てるDIYでも使われます。

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初めてのDIYで2×4材をオススメする理由

 

2×4材はだいたいどこのホームセンターでも置いてある

ホームセンター同士を比べる基準になるんです。

「あそこのホームセンターはこの寸法のツーバイ材まで品揃えしていた」

「こっちのホームセンターの2×4材は向こうのホームセンターよりもキレイで反りも少ないものが多かった」

こんな風に比較しやすいんですね。

やみくもに木材を探し回るよりも目当てが決まっていた方が選びやすいです。

 

2×4材の品揃えと質が充実していればネジや工具も揃っていることが多い

2×4材をキチンと取り揃えているということは一般ユーザーにDIYして欲しいホームセンターだということ。

ですからそれに見合った工具やネジ、DIY関連商品も取り揃えていることが多いです。

色々と準備するものも多いDIY初心者のうちは2×4材でDIYをすることを想定してくれているホームセンターを選ぶべきです。

 

材料が柔らかくてDIY初心者でも扱いやすい

木材なんてどれも硬い?

慣れていくと木材にも硬い、柔らかいがあるのがわかります。

2×4材として製材される木材はとても柔らかいので、DIY初心者のうちでもネジを打ち込んだりしやすいです。

またヤスリをかけても有害な木屑が飛び散ったりもしませんし、塗料を塗る際にもどんな塗料もキレイに乗ってくれるので失敗が少ないです。

ホームセンターの下見に行った時の材料チェックリスト

2×4材の寸法の種類

2×4材をはじめとするいわゆる「ツーバイ材」には他にも様々な寸法があります。

[box class=”yellow_box” title=”片方の寸法が1(19mm)から始まるもの”]

  • 1×2(19mm×38mm)
  • 1×3(19mm×63mm)
  • 1×4(19mm×89mm) ★
  • 1×6(19mm140mm) ★
  • 1×8(19mm184mm) ★
  • 1×10(19mm235mm) ★
  • 1×12(19mm286mm)[/box]

[box class=”yellow_box” title=”片方の寸法が2(38mm)から始まるもの”]

  • 2×2(38mm×38mm)、
  • 2×3(38mm×63mm)
  • 2×4(38mm×89mm) ★
  • 2×6(38mm140mm) ★
  • 2×8(38mm184mm) ★
  • 2×10(38mm235mm) ★[/box]

 

[box class=”green_box” title=”長さの規格”]

  • 3F(フィート) 910mm ★
  • 6F(フィート) 1820mm ★
  • 8F(フィート) 2438mm
  • 10F(フィート) 3050mm
  • 12F(フィート) 3650mm ★
  • 14F(フィート) 4267mm[/box]

こんな風になっています。

「2×4の6フィート(38mm×89mm×1820mm)」とか「1×4の12フィート(19mm×89mm×3650mm)」といった感じで分類しています。

 

[aside type=”warning”]長さに注意

『3650mm』といった風にmm単位で表記されていますが、木材の長さはバラツキがあるのが当たり前です。

実際にメジャーで測ってみると3653mmだったり、3657mmだったり物によってマチマチなので、切り揃える必要があることは覚えておきましょう。[/aside]

 

ホームセンターでチェックするものとしては最低限★印がついたものぐらいは揃ってるホームセンターがいいですね。

【ついでに見ておきたい】集成材の種類と寸法と価格

2×4材以外にもオススメの材料として『集成材』という種類の板があります。

棚板やテーブルの天板にも使える厚みがあってしっかりした板です。

オイルステインなんかで木目が見える塗装をするととても美しいです。

時間や体力に余裕があれば、

[box class=”blue_box”]

  • 15mm厚(小物を載せる棚板に)
  • 18mm厚(重たいものを載せる棚板に)
  • 25mm厚(本棚の棚板や机の天板に)
  • 30mm厚(作業台や店舗のカウンターに)

[/box]

こんな厚みの集成材でどんなサイズがあるか軽くチェックしておくと後々のDIYに活きてきます。

 

集成材のお化けみたいなものに『フリー板』というものがあります。

4200mmの長さがあり、そのままカウンターテーブルにしてもよし、細かく切って棚板にしてもよし。

とにかくコスパがいい材料です。

集成材をチェックする中でこれを見つけたら必ずサイズと種類と価格はメモしておきましょう。

ホームセンターで木材の種類以外にもチェックしておくべきポイント

材料のカットを依頼できるか?

DIY初心者の内や自宅マンションで丸ノコを使って木材を切るのは極力避けましょう。

[box class=”black_box”]

  • 音がうるさい
  • 木クズが飛び散る
  • キックバックなどの危険がある

[/box]

こういった理由から自宅で丸ノコを使うのは僕はオススメしていません。

 

木材のカットもホームセンターで依頼してしまいましょう。

ホームセンターでは木材をはじめとする資材のカットを有料で行なっていることが多いです。

カット料金やできることの範囲などホームセンターごとに違うので、下見に訪れた際は必ずお世話になるカット加工のシステムもチェックしておきます。

木材を自宅まで運ぶ手段は?

意外と見落としがちなのがどうやって部屋まで材料を運び入れるのか?というところ。

手持ち・電車の場合

少量であれば手で持ち帰ることも可能です。

ホームセンターでは荷造りの必需品・ハンディラップなどを使って持ちやすいように梱包してくれます。

しかしお店では軽いと思っていた木材も道中ずっと手持ちではかなりキツイです。

無理のないように2輪のキャリーカーなどを用意しておくと電車でも楽々運べますね。

余談ですが、IKEAの2輪キャリーカーを持ってくる人がホントに多いです(笑)

 

自家用車の場合

長い木材は車に入りますか?

後ろのハッチが開くハッチバックでしたら助手席、後部座席のシートを倒して後ろから長い木材を積み込むことができます。

セダンタイプの車は後ろから木材を積み込むことができません。

後部座席の幅は1600mm程度のものが多いので、1500mm前後の木材を少量積む程度であればなんとか運べます。

自家用車を使う場合は事前に木材の積み方をシチュレーションしておくと、買い出し当日に困らなくて済みますね。

 

レンタカーの場合

そもそも車を持っていなかったり、持っていても小さくて大きな木材を積めない場合はレンタカーという手もあります。

そこで注意して欲しいのは2点。

  • 大きい車の運転は大丈夫?
  • 紐かけできます?

普段乗り慣れない大きなトラックなどを運転する場合は注意が必要なのは言うまでもありませんが、もう一つ大事なのが載せてある木材の固定方法です。

ロープなどで木材をトラックに縛り付ける『紐かけ』は基本的に運転する人間がやらなければなりません。

ここが上手くできずに持ち帰れない場合も多々ありますので、事前にロープの結び方を練習しておくか、こういった商品を使って安全、確実に運搬できる準備をしておきましょう。

⇒「南京結び」のやり方

 

レンタカー番外編:無料貸し出し車

ホームセンターでは無料でトラックやミニバンをレンタルできることが多いです。

高額なレンタカー代がまるっと浮くだけでもかなり助かりますね。

このあたりのシステムがどうなってるかもチェックポイントです。

 

配送サービス

ホームセンターによっては配送サービスを利用できるところもあります。

カット加工の依頼と共に配送も頼めれば、後は自宅に届くのを待つだけなのでかなり助かりますね。

 

しかしこの配送サービスを利用する前に確認しておくことがあります。

[box class=”glay_box”]

  • マンションの階段やエレベータは通れますか?
  • 養生しなくても管理人さんは文句言わない?

[/box]

家の中での家具の大きさにばかり目がいってしまうと設計した木材が長すぎてエレベーターに乗らないことがあります

階段を使うようであれば運送業車は基本的に階段を使った荷揚げはしない、もしくは別料金になるので注意が必要です。

また、普通の宅配便と違い、大きな資材の搬入になるのでマンションの廊下や壁の養生無しには運び入れられない場合もあります。

大きな木材がゾロゾロと運び込まれれば管理人が常駐していたりフロントロビーのついたマンションなどでは訝しがられますからね。

合わせて自宅側での確認が必要です。

おまけ:ホームセンターの下見には必ず一人で行く

ホームセンターへの木材の下見には必ず一人で行きましょう。

時間がすごくかかるので連れ合いが不機嫌になってDIYへの風当たりが強くなるからです(笑)

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見る場所を限定することで効率的に見て回ることは可能ですが、それでもたくさん歩きますし、DIYに興味のない人には苦痛でしかありません。

せっかくの下見が中断されたり、台無しにならないよう一人で自由に使える時間を確保しましょう。

DIY初心者がホームセンターに木材の下見をしに行った時に見るべきチェックポイントまとめ

□2×4材の品揃え

→置いてある寸法の種類

→品質(反り、節の有無、汚れや匂い)

□DIY関連商品の品揃え

→ネジなどの金物類の量と値段

→電動工具などが実機展示で置いてあるか

□集成材の品揃え

→15、18、25、30mm厚の扱いや寸法の種類

→フリー板はあるか?寸法と値段

□カット加工サービスの有無

□無料貸し出し車サービスの有無

 

以上のかなり厳しい検査項目をクリアした優秀なホームセンターは近くにありますでしょうか?(笑)

次は、下見した際に見つけた木材の寸法を元に、スケッチからパーツの割り出しをしていきます。

 

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