ジャズミーハー必見!これだけ押さえときゃバレないスタンダード曲6選

どーも、ジャズが全部同じに聴こえるツマルトです。

でもジャズ好きなんですよね、なんかオシャレじゃないですか。

ところがヘタにジャズが好きだなんて言ってごらんなさいよ、

イヤナジャズマニヤ

へー、ちなみにどんなの聴くの?(ニヤニヤ)

この一手で詰み、試合終了ですよ。

そんなわけで

  • カフェみたいな雰囲気になるジャズが好きだけど詳しいことはよくわからない
  • 堂々とジャズが好きって言ってみたい
  • ジャズ好きな人に話を合わせなきゃならない

そんなフワッとした人たち向けに最低限押さえておくべき

【本記事の内容】

  • ジャズのスタンダード曲 6曲 +α
  • わかりにくいモダンジャズの聴き方のコツ

こちらをご紹介します。

これさえ読んでもらえれば

突然、四方をジャズ好きな上司に囲まれてもサラリと対処できる処世術

が身につきますよ!

 

スタンダードと呼ばれている聞きやすいジャズの名曲6選

ジャズミーハーの佐藤クン

ジャズのスタンダードって具体的にどの曲の事を言うのかな~

なんてググったらダメですよ。

あちこちからジャズマニアが湧き出てきて

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と、アレもコレもと進めてきます。

多いよ!多すぎだよ!

一曲5分だとして何分聴かす気よ?っていうね。

 

アレもコレも進められたら「結局どれがジャズのスタンダードなの?」ってなりますよね。

 

彼らジャズマニア達はジャズが好き過ぎるあまり『ジャズに興味のある初心者』なんてご馳走を目の前に出されたら我慢せずにはいられないわけです。

それこそ久し振りに帰省した時のオカンの飯ぐらい、こっちの都合もお構いなしに出てきます。

こちらとしてはとりあえず「知っとかないとヤバイ」ぐらいのレベルの、最低限のジャズのスタンダードを押さえておきたいじゃないですか。

まずはこの6曲だけよく聴き込んですぐにわかるようになっていれば「え?この曲わかんないの?」ってこともなくなるはずです。

Take Five

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ジャズの世界で最も有名な5拍子の名曲。

私たちが普段よく耳にする音楽は「いち、に、さん、しー」でリズムを取る4拍子が主流ですが、このデイブ・ブルーベック・カルテットのTake Fiveは「いち、に、さん、しー、ごー」とリズムを刻む5拍子です。[/col2] [/colwrap]

このTake Fiveがヒットしたことでジャズの世界でも5拍子が通用することを証明した曲でもありました。

A列車で行こう

[colwrap] [col2][/col2] [col2]「黒人音楽の聖地・ハーレムまで行くんなら地下鉄のA急行に乗りなさい」

後にこの曲を作曲したビリー・ストレイホーン(当時24歳)をデューク・エリントン(当時40歳)が自分の住んでいるマンハッタンの高級住宅街『シュガー・ヒル』へ呼び寄せる際に書いたメモがアイデアとなった曲。[/col2] [/colwrap]

なんだか楽しいことが待っていそうなウキウキした気分になる入門編としてもおすすめの曲ですね。

sing sing sing

[colwrap] [col2][/col2] [col2]ドラムが一躍スター楽器の仲間入りを果たすきっかけになったほどドラムがカッコいい名曲。

このドラムを叩いたジーン・クルーパに憧れて、今ではレジェンド扱いされている数々のロックドラマーもドラムを始めたというのが納得できるほど、とにかくドラムがカッコいい。[/col2] [/colwrap]

東京ディズニーシーの人気アトラクション『Big Band Beat』でこの曲をミッキーが叩き始めると鳥肌が立つほどドラムがカッコいい。

My favorite things

[colwrap] [col2][/col2] [col2]30代より上の世代は絶対に知ってる「そうだ、京都へ行こう」の曲。

静かに暗めなメロディを奏でるソプラノサックスがジャズ初心者の中の「大人のジャズ」っぽい感じで心地よいですね。[/col2] [/colwrap]

秋の長雨の日なんかに家で聴くにはうってつけの名曲。

In the mood

[colwrap] [col2][/col2] [col2]吹奏楽部ならみんな演奏したいビッグバンドスタイルの王道。

数々のCMでも使われているそうで、私なんかはこの曲を聴くとレッドロブスターのことしか考えられません。[/col2] [/colwrap]

結婚式など華やかなパーティーの始まりなんかにピッタリな華やかな楽曲ですね。

この素晴らしき世界

[colwrap] [col2][/col2] [col2]誰にも真似できない声で歌う世界の素晴らしさ。

歌詞の内容は詩的で幸せに満ち溢れたような曲に聞こえますが、この曲が作られたきっかけはベトナム戦争への反戦の気持ちを込めて作曲されたそう。[/col2] [/colwrap]

そんな気持ちが込められた歌をルイ・アームストロングのあの笑顔で歌われるとなんとも言えない深みがありますね。

さらにもうちょっとジャズ通ぶるなら、押さえておきたい名曲

Now’s the time

[colwrap] [col2][/col2] [col2]ジャズの真骨頂、アドリブ演奏の始まり。

それまでは楽団に所属し、前述の「sing sing sing」や「In the Mood」のような華やかで作り込まれた曲を演奏するのが仕事だったミュージシャンたち。[/col2] [/colwrap]

それに飽きちゃったミュージシャンが少人数で集まって、昔のポップスを元に好き放題やってみたらメッチャかっこよかったっていうのが「ジャズって難しいけどカッコいい」のルーツです。

So what

[colwrap] [col2][/col2] [col2]みんな好き勝手演奏してたら段々似てきちゃってまた飽きちゃったから、逆にもっとシンプルにしてしまえ!

それがこのマイルス・デイビスの『So what』に代表されるモード・ジャズで行われた試みです。[/col2] [/colwrap]

抑揚のない渋く、沈んだような曲調が、明るくノリノリな歌物ポップスと真逆をいき、より大人の雰囲気を醸し出します。

モーニン

[colwrap] [col2][/col2] [col2]大の親日家、アート・ブレイキーのヒット曲。

テナーサックスとピアノの掛け合いで始まるイントロがオシャレでキャッチ―。[/col2] [/colwrap]

少し騒がしいパブで流れてたらメッチャお酒が進みそうなファンキーな曲。

処女航海

[colwrap] [col2][/col2] [col2]難解さとメロディの美しさが混ざりあって儚美しいジャズ。

作曲者のハービー・ハンコックはマイルス・デイビスに才能を見出されたモードジャズ畑の人だけあって、その静かなジャズにうっとり。[/col2] [/colwrap]

靄のかかった海辺を一人で眺めているような印象のもの悲しさがたまらないですね。

Giant steps

[colwrap] [col2][/col2] [col2]ジャズがどんどん進化する中で生まれた激しくも軽やかな曲。

華やかさを過度に抑えていったマイルズとは逆に目まぐるしく変わるハーモニーと速いテンポに引き付けられてついつい前のめりになってしまいます。[/col2] [/colwrap]

凄まじい速さでプレイするジョン・コルトレーンのサックスがカッコいい。

セント・トーマス

[colwrap] [col2][/col2] [col2]初めてジャズにカリブ海の陽気なエッセンスがトッピングされたスタンダード。

イングランドの伝承歌曲がカリブ諸島へ子守歌として伝わり、それを幼いころから聞いていた作曲者のソニー・ロリンズがジャズにアレンジ。[/col2] [/colwrap]

どことなく腰が動き出すノリのいい曲ですね。

Cool struttin’

[colwrap] [col2][/col2] [col2]キャッチーで聴きやすく「これぞモダンジャズ」っていう感じの定番。

ニューヨークの裏路地を忍び足で歩いているような情景が浮かぶイントロがオシャレ。

個人的に大好きなアート・ファーマーの柔らかいトランペットの音がたまりません。[/col2] [/colwrap]

よりジャズを深く楽しむために覚えておきたいこと

ここまで記事を読んでくださった方はもうお気づきかもしれません。

ジャズは1940年代ごろから意図的に難しくしたんですね。

大衆が躍るためのダンス音楽を演奏し続けることに飽きたジャズミュージシャンたちが始めた遊び、

それがモダンジャズの始まりです。

いわば閉店後のまかない飯がすんごいうまかったと言えばいいでしょうか。

自ら演奏する音楽に『ルール』を決めることで、そのルールの範囲内でどれだけ面白いことができるか競っていたとも取れます。

その難解なモダンジャズの世界も3つの分け方で聴いてみる

ツマルト

このミュージシャンはこういう表現をしたかったのかなぁ

なんてことが見えてきます。

1.ビバップ

何を描くか(演奏する曲)だけ決めたら、好きな絵具を使っていいよ(原曲よりもオシャレな音にアレンジ)

いろんな色を混ぜてビッシリ描きすぎた挙句(アドリブ演奏のルールが増えすぎる)最終的にどの絵も真っ黒になる(誰が演奏しても同じような音を弾かざるをえなくなる)

2.モードジャズ

使う色は極力少なく!(音の数は最小限)あとは何を描いても自由だよ(アドリブがしやすくなる)

何を描いてるのかは見る側の想像力に任せる抽象表現に近づく(終わりの見えない難解さがさらに際立つようになる)

3.フリージャズ

何を描こうが、どこに描こうが、何で描こうが全てOK!勝手にしやがれ!(楽器でどんな音を鳴らそうが、どんな速さで演奏しようが、どのパートと合わせようが、カッコよければそれでいい)

理解できない人多数(笑)

 

さいごに:嘘はバレる

ジャズのこと、わかりましたか?

一夜漬けじゃわかんないですよね(笑)

大人の遊びは一朝一夕ではその楽しみ方すら身につかない、だからこそ面白いのかもしれません。

真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!

by タモリ

ですから張りぼての知識で取り繕うよりも、素直に

ジャズミーハーの佐藤クン

ごめんなさい。お話を合わせたくて一生懸命調べたけどよくわかりませんでした。ジャズの魅力をもっと教えてください。

と言いましょう。

人間、面白い話をしてくれる人より自分の話を聞いてくれる人に好意を持つものです。

自分の好きなジャズの話を根掘り葉掘り興味深く聞いてくれる人に悪い気はしないと思います。

相手の胸に飛び込むつもりでジャズのことを教えてもらいましょう。

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