いっつも撒き菱のように家じゅうにおもちゃが転がっていて、文字通り足の踏み場もない
親の方が「片づけなさい」botになるばかりで子供が全然いうことを聞かない
片付けと言っても端っこに寄せたようになるだけで、ちっとも部屋がキレイに見えない
こんなお悩みを持つパパママに向けた記事です。
どーも、足元に罠を仕掛けることに余念がないちびっこ忍者たちと同じ家に住んでいる丸ゴリ(@maru19840229)です。
レゴブロックとかガチャガチャなどの小さなおもちゃ、踏むと痛いですよね。
でもね、これっておかしな話でおもちゃを買ったのは僕なんですよ。
なのにおもちゃがあることに怒ってるっていう。
「いや、買ったのおまえやん」
子供はこんなこと言いませんが、平たく言ってしまえばこういうことなんですよ。
片付けられない家庭の親はおもちゃを与える量の上限があいまい
おもちゃを片づけられないのは親がどのぐらいの量のおもちゃを与えるか決めていないからです。
子供に片づけの習慣がないからではありません。
家の広さも決まっていて、片づけに割ける労力や時間にも限りがあるのに、おもちゃを与える量だけが青天井ではどんどん片づけにくくなるのは、考えてみれば誰でもわかる当たり前のこと。
なぜそんな当たり前のことに気付かないのかといえば、そこに「愛」があるからですね。
愛というのはつまりは依怙贔屓(えこひいき)。
「ダメだけど、かわいいからしかたない」
これは子供だけでなく、家族にも、そして自分にも適用されます。
片付けられないほど多過ぎるおもちゃがかえって子供の遊びを奪う
しかし子供が喜ぶからと言って際限なくおもちゃを与えることは、かえって子供にとって本当に楽しい遊びを奪ってしまいます。
子供をよく観察してみると分かりますが、熱中して楽しそうに遊ぶおもちゃというのは、持っているもののほんの一握り。
家のスペースを圧迫し、片づけの手間を発生させているおもちゃというものは「ただ欲しかっただけ」というものも少なくありません。
そんなおもちゃが蓋をしてしまう形で、子供自身にとって本当に楽しいおもちゃが埋もれたままになってしまっては、子供にとって本当に楽しいおもちゃと接触する機会を奪う『機会ロス』を、親の方が生み出してしまっているとは言えないでしょうか?
置く範囲を決める、それを越えたら子供と一緒に見直す
おもちゃの数をいちいち全量数えることは難しい、おもちゃの量は「エリア」で把握する
これが最も現実的で簡単な方法ではないでしょうか。
親の頭を悩ます、どこにも分類できない『雑おもちゃ』(お菓子やハッピーセットのおまけだとか、ガチャガチャの景品など)
こういったものをとにかく放り込むだけの『なんでもボックス』を用意します。
- 「なんでもボックスが溢れたらちゃんとおもちゃのお家を決めようね」と約束しておく
- なんでもボックスが溢れたら一度中身をすべて出し、「まだ遊びたい大切なものから入れていってね」と一緒に見ていく
- 溢れたものは処分するか、子供が迷うようなら一度見えないところに保管しておく
ポイントは部屋中に溢れかえるほどの量になるまでおもちゃの量を放っておかない事です。
処分するおもちゃの量が、ごみ袋何袋にもなるような状態になってから手を付けるのはとにかく疲れます。。。
早い段階で『家の物の量アラーム』が鳴れば、それだけ楽に火消しができます。
火事はボヤのうちに消し止めたいですよね。
片づけに割く時間が一日10分短くなれば、
一週間で70分、
一ヶ月で映画2~3本観る時間が生まれますね。
「忙しい、忙しい」と言いながら目の前のことを必死にこなすよりも
目の前のことがなくなる仕組みを作ることに労力を惜しまないのが
丸ゴリ流の片づけスタイルです。