実家空き家相続

相続ミスったド田舎にある実家のボロ家・空き家をウン百万で買い取ってもらう

先輩の地元ってどこでしたっけ?

あー、佐藤クンたぶんわかんないと思うな。ものすごい田舎のほうで、人よりもイノシシのが多いようなとこだよ。

いずれは地元に戻ったりするんですか?

いや、こっちで家買っちゃってるしそれはないな。実はもう両親他界してて、一人っ子の俺が相続したから毎年固定資産税払ってるんだよね。

え!そんなの売ったらいいじゃないですか!

いやいや、住めないぐらいボロボロなのよ。しかも集落の変な形の土地だから再建築不可だし、建物壊すと解体費用は掛かるわ、税金上がるわでメリットないからそのままにするしかなくて。

うわ~、なんだか切実ですね…。

自分の生まれ育った家、親が暮らしている家が持ち家だった場合、決して他人ごとでは済まされない『実家の相続問題』

  • 首都圏のアクセスがいい立地
  • いずれは自分が地元に帰ってその家に住むつもり
  • 賃貸需要があって、二束三文でも不労所得にできる見込みがある

こういった土地建物であれば何の心配もありません。

しかし問題は次のようなパターン。

  • 親が買った家があるけど、自分は別の場所で家を買ってるのでそこに自分が住むつもりはない
  • 不動産屋さんに見せたけど、資産価値がなく相手にされなかった
  • 毎年、固定資産税を持っていかれるだけの”負動産”になってしまっている

こういった問題って実は巷にものすごい溢れていて、社会問題化しています。

ただよくよく調べてみると、みんなが知らないだけで

  • 借り手も買い手もつかない田舎で、ボロボロの空き家になった家
  • 事故物件扱いになってしまって親族も不動産屋も寄り付かなくなってしまった家
  • 相続人が多すぎて権利関係で揉めてしまって話が前に進まなくなった家

こういう『厄介な実家』も、うまい抜け道を知った一部の人から賢くどんどん売り抜けてられているみたいですね。

なぜなら、2023年の4月から税制の変更があって、政府もようやく本腰を入れて『全国的な空き家問題対策』に乗り出したことから、不動産業界でもこの空き家問題にビジネスの活路を見出した企業が増えてきたからです。

私も実は長男で、いずれは千葉の実家を相続することになると思い調べてみました。

この記事ではその結果を、同じように「不動産のことはチンプンカンプンだけど、どうにかしたい!」と悩んでいる方のためにわかりやすく解説します。

結論から言うと、ボロ屋も田舎の土地も、手放せます!

来年からはムダな固定資産税を払わなくていい、小金持ちな未来にしていきましょう。

実家のボロ屋を空き家にしておくと降りかかるリスクは年々増えていく

『親が買ったボロボロの古い家を相続して手に入れる』

私もその単語だけ聞いた時は

いくら建物が古いとはいえ、まったく売れないなんてこともないでしょ〜

ぐらいにしか思っていなかったのですが、実際のところそういった選択肢を選べる物件はごく一部。

あとは相続した所有者も、地元の不動産屋さんも、役所も「誰もいらなくて困ってる」というのが今現在の日本の空き家を取り巻く状況です。

しかも空き家は持っているだけで次から次へとトラブルが雪だるま式に増えていく、まさに”負動産”でした。

その中でも特に放っておくと後から大変なことになる『空き家の5大トラブル』がこちら。

実家の空き家相続後の5大トラブル

①ますます売れなくなる:どんどん増える空き家問題

2018年の総務省の調査データによると、現在の日本国内の空き家の数は846万戸。

これは日本の総住宅数の13.6%に上ります。

ただ、これには賃貸に出しているけど入居が決まらないマンションなども含まれています。

しかし、そういった物件を除いた『本当に住む人がいない、住める状態ではない空き家』の数も実に347万戸。

しかもこの数は今後もどんどん増えていくことが予想されています。

なぜなら「土地建物を持つことは人生の安心を手に入れる事」が当たり前だった現在の高齢者が日本の人口の半数以上を占めており、これからもその方たちから相続された物件が、どんどん市場に出てくるわけです。

同じような物が市場にたくさん溢れれば、より上質な物から買い手が付くのは当然のこと。

さらに日本の少子化によって買い手の数自体も減っていますから、人口が集中している都市部や交通の便の確保された住宅地以外の場所にある物件は、今後はますます売りにくくなるのは明らかです。

②めんどくさい:延々と続く誰も住まない家の手入れ

誰も住まない空き家といえども、定期的な管理は必要です。

庭に生えた草木は日々成長しますから、枝が隣家に伸びていって敷地内に入ればトラブルのもとになります。

ボロボロの空き家から伸びる蔦
▲ツタは塀を超えて近隣の住宅や道路に侵食。トラブルの原因に。

また怖いのがツタ性の植物。

街中でツタに覆われたグリーンハウスを見たことはありませんか?

繁殖力が強く、冬でも枯れない常緑性で、どこまででも伸びていってしまいます

一度建物の外壁に自生してしまえば、深く根を張るため、除草しても建物の外壁に根の跡がしっかり残ってしまいますし、塀を乗り越えて隣家に侵入してしまえばこれもまた多大な迷惑をかけてしまいます。

さらに、定期的に窓開けをして風を入れなければ高温多湿の日本の気候では室内にカビがわいてしまいますし、畳にはダニが繁殖してしまいます。

メンテナンスの面倒な実家の空き家
▲空き家は一カ月に一度程度の窓開け&換気が必要

また配管類は使わないと乾燥して汚れが硬化してしまったり、サビが発生して元通りに使えなくなりますし、排水のトラップも蒸発してしまいますから下水からゴキブリもやってきます。

害虫の侵入経路になる実家の空き家の排水溝
▲トラップ(=溜め水のフタ)が蒸発すると害虫の侵入経路に。

兎にも角にも、『家は使っていないとどんどん痛む』。

このため、親の家が空いた時点で

  1. 自分が住む家
  2. 自分が住むわけでもない家

この両方の管理をしていかなければならないわけです。

③汚い:人のいない家は害虫害獣のマイホーム

ボロボロになった空き家は害獣の良い住処です。

  • スズメバチ
  • ネズミ
  • ハクビシン

普段住んでいる家であればすぐに人間に気づかれて駆除されてしまいますが、誰も住んでいない空き家では出入り自由&繁殖し放題です。

役所からの突然の電話で「お宅の空き家で○○が巣を作っていて近所の方からクレームが来ている」ことを知らされて慌てて駆除&謝罪回りなんてこともあります。

また、害獣の住処にされることの別の怖さは『糞尿の被害』です。

屋根裏に忍び込んだ害獣の糞尿によって建物の骨組みを支える柱や耐震金物類が劣化。

建物の耐震性を著しく低めてしまい、相続した当初はまだ直せば住めるような状態であった実家がとても人には貸せない・売れないボロボロの家になってしまいます。

④危ない:訴えられるリスクだらけ

毎年不動産にかかってくる固定資産税は土地に建物が建っている場合、1/6に減額(控除)されます。

そのため、どんなに実家がボロボロであってもなんとか建物を残そうとする人がほとんどです。

しかし、いくら減税措置のためとはいえ古い建物をなんのメンテナンスもせずに残しておくことはかなりのリスクを伴います。

  • 屋根の瓦が落ちて通行人に当たる
  • 外壁や屋根の金物が強風でめくれ上がる
  • 雨漏りが柱を伝って木材を腐らせる
  • 白アリの温床となり周囲500m圏内の住宅にも被害を及ぼす
  • 建物自体が倒壊して事故になる

こうした空き家が引き起こすトラブルの全ての責任が降りかかってきます。

「親の家で自分は住んでないから関係ない」では済まされないのも厄介なところです。

⑤安心できない:犯罪の温床に使われるかも

空き家には防犯上のリスクも付きまといます。

  • 久しぶりに相続した空き家を訪れたら知らない人が勝手に住み着いていた
  • 近所の不良のたまり場にされて近隣からクレームが来た
  • 不法滞在の外国人グループが海外からの違法物品の受け渡し場にしていた

もちろんこういったことに出くわしたら、すぐに警察へ通報すればいいわけですが、実家でいきなり不審者と鉢合わせになったり、いたずらからのボヤ騒ぎで火事にでもなったら、警察どころの騒ぎではありません。

不動産処分の原則:必ず誰かに引き継がないと手放せない

不動産はかならず誰かに渡さないと手放すことができません。

私自身、不動産にまったく疎くてこんなことも知らなかったんですが、

親が亡くなれば強制的に子に引き継がれ、子がいなくなればその親類を辿って、半ば強制的に家の権利が相続されていきます。

親が買った家なんて、自分には重すぎるし、いらないんだけど…

そう思っていても逃げられないのが親の持ち家なんですね。

ケース1:資産価値は残ってそうだけど実家はいらない場合

まず実家に資産価値があってすぐに売れそうかどうか、これが一番のネックになってきます。

自分で住むつもりはないけれど、売れるようであれば何の問題もありません。

あとはなるべく高く買ってくれる不動産業者さんを見つけるだけですね。

相続税に関しても『居住用財産を譲渡した場合の3000万円の特別控除』というものがありますし、相続人の数×600万円も控除額にプラスされますから、もし一人っ子で自分しか相続人がいないという場合においても、3600万円までは非課税で受け取ることができます。

今の不動産価格でそこまでの価格で売れることは稀でしょうから、「親の貯蓄額がものすごい金額だった!」とかいうことがなければ、税金の支払いの心配をする必要はありませんね。

肝心の不動産屋さんですが、簡単に地元の不動産屋さんに丸投げするでもいいんですが、それにしても「実家は売ると一体いくらぐらいが相場なのか?」ぐらいは知っておかないと、交渉することもできませんし、安く買い叩かれてしまっては損します。

これらのサイトではスマホを使ってその場ですぐに家の査定結果を知ることができます。

また、サテイエ』などのサイトを使えば、複数の不動産会社さんから一括で見積もりを取ることができますから、一軒一軒問い合わせをしたり、情報を入力する手間もなく、楽で早いです。

親が汗水垂らして手に入れた土地建物ですから少しでも高い値段で気持ちよく売り渡せる業者さんを選びましょう。

ケース2:実家が誰がどう見ても絶対に売れないボロボロの空き家な場合

値段を下げればなんとか買い手が付くような家ならまだいいんです。

  • ど田舎で交通の便も悪い
  • 観光客も誰も来ない
  • 周りも空き家だらけの限界集落

問題はこういった、誰がどう見ても資産価値のない場所に立つ実家をどうするか?

相続放棄しようにも、それだと親族の誰かに迷惑がかかるし…

親族が多過ぎて連絡を取るのも一苦労。3ヶ月なんてあっという間だったから、仕方なく相続するしかなかった。

親族全員で相続放棄しようかとも思ったんだけど、弁護士さんに相続財産清算人を頼むのもお金がかかるし諦めたよ。

貯蓄も残してくれてたし、家も売れるかと思って相続したら不動産屋さんに「建築不可の土地だから売れませんよ」って断られて絶句…。

こういった様々な理由で、ボロボロの実家を土地ごと相続してしまった場合、

奇跡的に次の買い手が見つかるまで延々と固定資産税を払い、庭木の手入れをし、室内の換気や配管の痛みを防ぎ、ご近所とコミュニケーションを取り続けるしかないのでしょうか?

実はこうした状況を改善すべく、2023年4月27日から『相続土地国庫帰属制度』といった制度が利用できるようになりました。

しかし、この制度、まず第一に『更地である』ことが大前提。

相続土地国庫帰属制度の要件

ですからこの制度を利用するためには、ボロボロの空き家になった実家は壊して更地の状態にしてからでないと申請できません。

ちなみに木造戸建ての解体費用の相場は4〜5万円/坪と言われています。

実家の坪数が30坪程度だとすると解体費用はおよそ120〜150万円。

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言われてポンと出せる金額ではないですよね。

そのままの状態でいくらか払ってあとは国に返せるなら利用してみたいけど、解体費用を負担するのがちょっと…

このまま固定資産税だけ払って、買い手が現れるのを待つ方がいい。

おそらくそういった風に考える方の方が多いのではないでしょうか?

ここで一旦状況を整理してみましょう。

  1. 親の死亡後、3ヶ月を過ぎてしまい相続放棄できない
  2. 地元の不動産屋には断られて売却できない
  3. 相続土地国庫帰属制度を利用しようにも建物の解体費用が出せない

果たしてこんな八方ふさがりの状況で、手放すだけでなく、売却して利益まで出る方法があるのでしょうか?

実はそのポイントは②の『地元の不動産屋には断られて売却できない』という部分にあるんです。

ボロボロの空き家を得意とする不動産屋さんがある

実家付近の不動産屋さん数件に話をしてみたけど全部断られたし、やっぱウチの実家は売れないんだわ…

そもそも本当に固定財産を払い続けるだけになってしまっている実家は、買い手がつかないほど価値のない物件なんでしょうか?

『地元の不動産屋には断られて売却できない』という部分は制度や法律で定められているわけでもなんでもなく、ただ単に頼んだ不動産屋さんの力量の問題でもあります。

実は世の中には誰も買い手がつかないようなボロボロの空き家を買い取ることを得意としている不動産屋さんというのがあるんですね。

正直、「こんな物件買ってどうするの?」と言いたくなってしまうような物件も、ここの不動産屋さんは買うんです。

果たしてどんなルートを使って、通常では負債にしかならないような不動産から収益を得ているのかは素人にはわかりませんが、

事実として、他の不動産屋さんが断るような物件に値段をつけて買い取っているわけですから、ボロボロの空き家に固定資産税を払い続けている人からしてみたら、相続のババ抜きから抜け出せるだけでなくお金までもらえて、もはやメリットしかないですよね。

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空き家がどんどん市場に供給され始める前がチャンス!

2023年、京都市は全国で初めて『空き家税』を条例で制定、総務大臣の同意を得ました。

早ければ、2026年ごろには

  • 固定資産税対策で放置された空き家
  • 別荘として取得され、普段は空き家状態のセカンドハウス
  • 投資用物件として外国人に取得された空き家

こういった物件に固定資産税とは別の税金を掛けていく予定です。

これは増え続ける空き家に頭を悩ませる全国の自治体に普及するでしょう。

そうすると、今まで固定資産税だけの支払いだけで済んでいた空き家の維持費がさらに上がることになりますから、空き家の処分に目をつぶっていた人たちがどんどん売却に動きだします。

不動産屋さんもビジネスですから、在庫が溜まり過ぎれば「どんな空き家も買い取ります」といった宣伝文句も使えなくなってくるでしょう。

慈善事業ではありませんから、自分たちの首を絞めてまでボロ屋を買い取る(=在庫を抱える)ことはありませんからね。

つまり…

まだ在庫を買い取る余力のあるうちがチャンス!

メディアでも取り上げられ、同じように親から相続した土地建物に困っている人たちが動き出す前の』このタイミングで、早めに行動した人から、この『実家相続ババ抜き』というデスゲームから抜け出すことができます。

実際、相談申し込みをしたものの、1か月待ちといった事態にもなりかけているようですが、それでももはや待ったなしの実家の空き家問題。

一日でも早い申し込みが吉なのは変わりありません。

当たり前の話ですが、

  • 問い合わせ
  • 相談
  • 査定
  • 買取価格の提示

これらは一切無料。

なんか難しいことが多過ぎてよくわからないけど、とりあえず親の遺した実家が売れなくて困ってる!

これだけわかっていれば十分です。イチから不動産や相続の勉強を始めるよりもまずは実績のあるプロの知恵を借りる方がはるかに近道です。

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でも…申し込みをした途端、しつこい営業電話とかが来たらどうしよう…

そんな心配も訳アリ物件買取PROであれば無用です。

なぜなら現在の日本には347万戸もの「売れずに困っている空き家」があり、

訳あり物件買取プロにも次から次へと依頼が舞い込むような状況ですから、不動産業者さんも無理に買い付けようとしつこく営業必要がないんですね。

「でもホントにひどい物件だから、うちの空き家はさすがに無理なんじゃないかなぁ」

そういった場合でも、メールやLINEで気軽にサクッと聞いてみるだけでも、固定資産税や訴訟リスクから解放される糸口が見つかるかもしれません。

素人判断で何もせずに諦めてしまって、せっかくの『売れるチャンス』を棒に振ってしまうのはもったいないですからね。

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実家が共有名義になっていて売れない

実家を共有物件にしてしまうデメリット

物件を共有名義にしちゃったから、自分の一存だけで物件を処分できないんだよね

自分で買ったわけではない相続物件で一番厄介なのが関係者間の利害調整です。

  • 兄弟が多く、しかも仲が悪い
  • 連絡先も知らない
  • 会ったこともない相続人がたくさんいる

こういった親族間の問題を抱えたまま相続してしまうと、意見調整もできず、中には固定資産税を滞納してしまっているせいで滞納額だけが積み重なってしまい、名義変更もままならないといったパターンもありますよね。

そういった状態になってしまうと、もはや利害が直接絡む当事者同士での解決はほぼ不可能です。

でも弁護士さんとか法律の専門家に相談するのってお金がかかるし…

そんな場合はネクサスの『相続の窓口』がおすすめです。

ネクサスでは普通の不動産屋さんでは嫌がられる、というか手の出しようがない相続関係のトラブルを抱えた状態の不動産物件を専門に扱う窓口を設けています。

弁護士・司法書士・税理士等と提携し、トラブルを抱えて動かせなくなってしまった不動産の問題も丸投げ&ワンストップで解決してくれるので、親族間の相続トラブルに悩まされることも、もうなくなります。

しかも、

  • 相談費用
  • 遺産分割協議書の作成
  • 税務の相談

通常であれば士業の方にお願いすると、決して安くはない費用が掛かるこれらの相談・業務も無料で頼むことができます。

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