子供がいると毎日の食事の準備だけでも死ぬほど大変!
腹が減ったと騒ぐから、こっちは一生懸命ご飯作ってるのにテーブルで遊び始めて散らかす
食べた後の片付けがめんどくさい。正直、食後は動きたくない(笑)
どーも、マルチタスクが鬼苦手でカレーしか作れないのでもっぱら配膳、片付け担当のツマルトです。
玄関開けるとすぐにダイニング、って間取りありますよね?
うち、それなんです。
玄関開けたらもう食べてる。
宅急便来ても食べてる。
変な宗教の勧誘に居留守使いたくても、家族の暖かみがドアのすき間とかからどうやっても漏れ出ちゃうわけです。
そんな『外界との近さ』が嫌で2DKのDKの部分、『ダイニングキッチン』を潰して何年も住んでいました。
今の2DK、44㎡という間取りに住み始めた頃は子供もおらず、夫婦二人で家事を食事の準備をすれば配膳の手間なんて大したことはなかったわけですが、子どもが二人にもなると
途中に
『レゴブロック型撒き菱』とか
『ガチャガチャの細かいおもちゃ型撒き菱』とか
『シルバニアファミリーの赤ちゃんの哺乳瓶型撒き菱』とかが
散乱してる中を潜り抜けながらキッチンと食卓を何往復もするのはほぼ無理ゲー。
親父が「キャー!痛い!!!」とか喚いてる中、子供たちは「ケタケタケタ!!!」と悪魔のような笑い声を上げ、ワーキングスペースの狭いキッチンにイラついた奥さんからの圧はジャンプ漫画の後半に出てくるやべー強い奴と同等、かそれ以上。
夕飯の準備とか毎回スゴイ気合い要るんですよ。
そんな生活を何年も過ごしてから、ある時ふと気が付きました。
どうです?このクリティカルシンキングな発想。
凡人にはなかなかできまい。フフフ。
しかし、当時の2DKのダイニングの様子はというと
まじめな話、2019年の4月より晴れて長男が幼稚園に通うことになり、
- 朝ご飯を食べるスペースが必要になった
- おもちゃやテレビで気が散る場所で身支度するのってどうなの?
- 朝の時間の効率化しないとストレスがやばそう
そんなわけで2019年2月ごろから取り組み始めた『2DKのレイアウト子育て仕様大作戦』がことのほかうまくいき、なおかつその効果のほどに驚いているのでご紹介します。
結論から言うと、今すぐいらない皿と食材をゴミ袋にぶち込んでダイニングテーブルセット買ってくれば解決!です。
また、部屋のレイアウトの見直しに加えて、いつでも好きな時に必要な量だけ、収納を増やしたり減らしたりできる方法も知っておくと、いちいち大きな家に住み替えることについて悩まなくても、子供の成長や進学などのライフステージの変化にも柔軟に対応できるのでおすすめ!
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レイアウト見直しで食事を運ぶ距離と手間が減らせば1ヶ月90分の時短!
まず問題なのがキッチンから食卓までのおよそ4Mという距離。
一度の往復で8M。およそ20歩。
ついつい見過ごししてしまいがちですが、こういった生活動線の長さって「チリも積もれば…」ってやつで、育児しながら家事をする中において、実はかなり大きなストレス要因になっていることに気が付きました。
食事のおかずや箸、コップ、こういったものをいちいち運んでいたので、おそらく食事のたびに80Mは歩いていたはずです。ウサイン・ボルトなら7秒ぐらいで食事の準備が終わるのかもしれませんけど、私はボルト選手ではないのでそんなに早くは出来ません。
80mを歩くとかかる時間はおよそ1分。
1分が3食で一日3分。
3分が30日で90分。
2DKのレイアウトを変更するだけで一ヶ月で映画1本分、ゆっくり観る時間が増えますね。
ただでさえ時間に追われて自分の時間がなかなか取れない子育て中のパパママにとってはかなり大きいですよね。
それに加えて子どもの『やりたがり問題』。
4歳にもなればあれもこれもやりたがるお年頃なので
「おてつだいしたい!」
と言い始めたら聞かないわけです。かわいいんですけどね。
優しい我が子はせっかくの料理をパパよりも先に、床に食べさせてしまう恐れもありますし、すっ転んで箸やフォークでケガをする心配がありますから、大人も彼らのペースに合わせて介添え。
大人だけで配膳する何倍も時間がかかります。ウサインと比べたら何十倍です。
ダイニングテーブルで2DK狭いキッチンに80×120cmのワークスペースを増設
2DKに備え付きで付いてるキッチンのワーキングスペースなんて450×600㎜程度。
とてもじゃないけど下ごしらえを終えた食材を置いておきながら、別の料理も作るとかもはや無理ゲーなわけです。
横から料亭の弟子並みの集中力で奥さんの手さばきを見守る私は、そのスペースの狭さにドキドキしながら不要になった食品トレーやゴミを光速でつかんで捨てます。その様はもはやほぼ餅つき。
実はこれがなかなか難しく、時には余計なものまで捨てようとして「それまだ使うやつ!!!」というママ先輩からの叱咤激励が飛びます。
そんな和食料理店の修行みたいなことを続けているさなか、フッと思ったんです。
キッチンのすぐ横に仮置きできるスペースあったら怒られないんじゃね?
って。天才かよ、自分。
キッチンのすぐ隣に空のダイニングテーブルがあれば作りながら配膳ができるので、そんな餅つきみたいなことしなくてもいいんです。
そこで、我が家が導入したのは80×120cmの長テーブルになるIKEAのダイニングテーブル。
普段は80cm×70cmのコンパクトサイズで使い、必要な時にはササっと延長。
このように2DKのダイニングにテーブルさえあれば、食事をするだけでなく、混み入った料理の時や、子どもがお手伝いしたい時のワークスペースにすることができます。
『揚げ待ち』のフライたちが衣を身にまといながら、ダイニングテーブルでスタンバっとくことだってできます。
伸縮自在なテーブルについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
【ダイニングで食事の意外なメリット】家族でくつろぐリビングにご飯粒が落ちてることがなくなった
ダイニングを活用するようになるまでは、奥の和室に設置したテレビの前にこたつ付きの座卓を置き、そこで食事をしたり一家団欒をするというサザエさんスタイルでやってきました。
でも、まだ2~3歳の子なんてよく食べこぼすじゃないですか。
一応こういうの使ってたんですけど、それでもまぁ畳の上は米粒だらけ。一日の疲れを癒すべく、ふーっと一息ついてゴロ寝した途端に体中にまとわりつく米粒。こんなに不愉快なものはなかなかないですよ(笑)
しかし、ダイニングテーブルでキチンと椅子に座らせて食べさせるようになってからはそういったこともかなり少なくなりました。
ご飯をこぼしたところでフローリングの上ですから、ふき取るのがすごい楽!
日本人だから畳に座ってついつい白米とか食べちゃうけど、実は畳と米粒って相性最悪だったのね。
子育て中は『白米 on 畳』はせずに『白米 on フローリング』の方が絶対いいですよ。
2DKのレイアウトを場所の役割で分ければ、メリハリが付いてしつけにもなる
床との距離が近い『座卓』も一見すると子供にとって良いもののような気がしてきてしまいますが、すぐに座れるということはすぐに立てるということ。おもちゃとの距離が近い座卓で食事をしていれば当然気が散って、食べてる途中にもかかわらず遊び始めたり、しばらくしてから食べ始めたりなどメリハリのない状態になってしまいます。
新しく買ってもらったおもちゃとかまだ遊びたいし、親に見せたくなるじゃないですか。
「わかったから後でにして、座って食べなさい!」と何度言ったことか…
しかし、ダイニングテーブルに座らせて食事をさせるようにすれば、そもそも椅子に座ることで食べ終わるまで逃げられない(笑)ので「食べてる途中でフラフラ歩き出す」ということができなくなりました。
つまりは場所による行動のオンオフをうまく使い分けると、親も子もストレスなく過ごすことができるようです。
2DKのダイニングとリビングをきちんと分けたら、かなり暮らしやすくなりました。
もし現在、子育て中で大人がくつろぎたいリビングと、食事をするためのダイニングがごっちゃになってしまっているようなら、ぜひとも分けることをおすすめします。
うちは44㎡しかないですけど、それでも子供と大人、食事と団欒に良い感じのメリハリと距離感が生まれるので
- 食べかけの食事が放置された状態で子供が遊んでる
- 大人がゆっくり座れる場所がない
こんなことで疲れてしまっているパパママはぜひやってみてください。