最近、仕事でよく男前インテリアを作るんですけど、
けっこううまくいったのでノウハウをシェアしておきますね。
セリア、ダイソー、キャン★ドゥなどの100円ショップや、3coinsなどで売っているかわいいプチプラ雑貨などもこの方法で塗れますので、ぜひ読んでみてください。
鋳鉄の風合いを出すのに最適な塗料
まだ金属製の家財道具が一つ一つ職人の手仕事で作られていた頃の、「ボテッ」とした風合い、鋳物のゴツゴツとした質感を表現するならターナーのアイアンペイントがおすすめです。
中身は普通の水性ペンキなんですが、塗料に厚みが出やすいので、筆で「ポンポン」と置くように塗っていくことで鋳物っぽい質感になります。
色も鋳鉄のような黒、鈍いシルバー、銅、真鍮に至っては明るいものと暗いもの2色の中から選べるようになっているのでちょっとした小物を鋳物の金属風にしてアンティーク雑貨に見せるのにうってつけです。
インダストリアルな家具を愛好する方たちに向けてあらかじめ黒く塗装済みの配管ラック用パーツも出ています。
白ガス管で棚を作って黒く塗ろうかとお考えの方はまずはコチラをご覧ください。
海外インテリアやオシャレなアパレルショップで見かけるパイプラックが気になる部屋のインテリアに変わった素材の家具を置いて個性を出したいそんな風に思っていませんか? どーも、ディズニーランドに行くと配管の写真ばっかり撮[…]
しかしボウルのような広い面積を塗るとなると筆では少々骨が折れますね。。。
そこで編み出したのが次に紹介するスプレー塗装による金属風の表現方法です。
実際に色々使ってみて厳選した真鍮風スプレー塗料の決定版
いろいろ試しましたけど、このコンビネーションが一番上手くいきました!
この3つに加えてどこでも売ってる水性のカラースプレーの黒があれば簡単に真鍮風の質感は出せます!
真鍮風に見せる塗装の手順
STEP1:まずはヤスリがけ。
真鍮風にするのに限らず、ツルツルのものに何か塗りたい時は必ずやりましょう。
紙やすりの番手は180ぐらいでいいかな。まぁ手元になんか余ってたらなんでもいいです。
STEP2:充分に塗装面を荒らしたら次はプライマーを吹きます。
スプレーでの塗装のコツとしては絶対に垂れるほど吹かないこと。
STEP3:プライマーが乾いたらいよいよ「メッキ感覚」 を吹いていきましょう。
スプレー缶はまるで自分がエンジンになったつもりでピストンのごとく振り
これも垂れるほど吹くのは御法度。仕上がりに即影響するので、
STEP4:メッキ感覚と並行して黒の水性スプレーを吹きかけます。
やってみたらわかることですけど、
STEP5:マルチテクスチャーで質感を出す
ザラつきを出したいようならメッキ感覚と水性スプレー黒の合
吹いた直後は乳白色の変な色なんですけど乾くと茶色い錆のような
こんな感じになります。
このようになかなか錆びない金属だけれども錆びたような質感が欲しいような場合は、ラストオリウムのテクスチャースプレーで塗ってしまうのが一番やりやすいです。
トタンのような鉄を含む金属を本当に錆びさせる方法はコチラをご覧ください。
錆びさせた波トタンを使って古い納屋のような内装にしたい納期の迫っている現場でどうしても急ぎで鉄を錆びさせないといけない!現場監督の佐藤くんでも実際何をどう使ったら鉄を早く確実に錆びさせることができるんだろ。。。[…]
塗装以外の作業について
ちなみに米ザルの底に開けた径は35mmです。
電球ソケットの径に合わせてホールソーで開けました。
この辺りは素材とか使用する電球ソケットの寸法とにらめっこして適宜対応してください。
塗り終えた真鍮風ボウルは電球ソケットを通して電球と一緒にぶら下げておくだけでもランプシェードの役割はしっかり果たします。
もし、ソケットとランプシェードをくっつけたい場合はシリコンコーキングでグルっとシーリングしちゃえばけっこうしっかり接着できると思いますよ。
今回使ったのがたまたま底がいい感じにメッシュ状になってる米ザ
クランプ等でしっかりボウルを作業台に固定して開けていきましょ
最初にポンチを打つのを忘れずに。開け始めはやっぱり滑るので変な位置に穴が開かないようにする一手間が大事です。
真鍮色のシェードにぴったりなレトロ風LED電球
LED黎明期はあの寒々しい光が本当に嫌で、
値段もランニングコスト考えたら悪くないかなぐらいまで落ち着い
これ、
終わり、色々塗ってみてね
今回、いい感じの米ザルが見つかったので流用して真鍮風に塗装してみましたが、
こういうインダストリアルな形したシェードを真鍮風にしたいって場合でも、今回のやり方で充分塗れると思いますので、シルバーの金具なんてこの世から無くなればいいと思っているプアマンズゴールドを溺愛するDIYerはぜひやってみてください。