どーも、3歳の長男ともうすぐ1歳の長女のパパやってます丸ゴリ(@maru19840229)です。
昔はインテリアとかこだわって一日中模様替えしたりして楽しんでいましたが今では見るも無残。
かつてのこだわりは木っ端微塵に砕け散り、押し寄せる育児の荒波にもまれる毎日です。


そんな風に子育てと片付けについての禅問答で、よもや宇宙の真理にたどり着けそうなくらい深い思考に達したわたし。
今回は具体的な片付けの手法の前に、今すぐできる、子育て中の片付けに関する悩み、苦しみを楽にする7つのメソッドをご提案します。
片付いてなくてもあなたは恵まれている
結婚して、子どもができて。
今では当たり前になっていてなかなか気づきにくいことでしょうが、そのどちらも万人が望んで手に入るものではありません。
30~34 歳では、男性はおよそ2人に1人(47.1%)、女性はおよそ3人に 1 人(34.6%)が未婚。
35~39 歳では、男性はおよそ3人に1人(35.0%)、女性はおよそ4 人に1 人(23.9%)が未婚となっている
参照:2015年国勢調査より
自分には散らかしたい放題にできるぐらい元気な子どもがいる。
病気がちでまともに家で遊ぶこともできないわけでもなく、家の中で今日も元気に暴れまわってあなたを必要としてるわけです。
おもちゃが床に散乱していたり、たたんでない洗濯物が山積みになっていても誰も死にません。
それを片付いていないぐらいのことでイライラして、せっかく元気で健やかな子としてそばにいてくれる「彼」や「彼女」との関係や、今しかない時間を荒らしてしまっては本末転倒。
まずは親である自分の気持ちを整えましょう。
ちゃんと子育てしてたら片付ける時間が無いのなんて当たり前
あなたが子育て以外に使える時間や資金などのリソースはメチャクチャ少ないです。
夜中のオムツ交換や夜泣きで抱っこ、寝不足でフラフラの中一日が始まり、ご飯の準備、洗濯、掃除、着替え、おでかけの準備をして外に出て、周りの安全を確保しながら外遊びや買い物こなし、帰ってきても息つく暇もなくお風呂や寝かしつけをする。
それも全て自分のタイミングだけではどうにもならず抱っこしながらこなすことだって珍しくありません。
こんな子育てという重労働をこなしながら、家全体を、常に、綺麗に保っておくというのはかなり非現実的な目標と言えます。
別にあなたが悪いわけでも劣っているわけでもありません。
単純に時間と体力が残っていないだけでそれはすなわち立派に子育てしている証とも言えるでしょう。
隣の芝生は超青い!子育て中に見がちなSNSは延々と続くマウンティング地獄への入り口
SNSの発達で孤独な戦いを強いられる子育ての間も気軽にコミュニケーションが取れ、息抜きができるようになりました。
しかしそれによって同じような境遇のママパパがあまりにもフォトジェニックな生活をしているのを見てしまい自分を卑下してしまうこともあるかもしれません。
ですがそれはスマホの小さい画面に映ったもので判断してるに過ぎません。
あんなの邪魔なもの一旦どけてフィルターかければだいたいフォトジェニックですよw
『片づけの解剖図鑑』の筆者・鈴木信弘さんがその著書の中で知る人ぞ知る名建築・フィッシャー邸に訪れた際案内された地下室にはお手伝いさんが常駐し、洗濯機などが置かれた家事室や、美しい杉の外壁を維持し続けるための工作室まで完備されていたそうです。
嘘かホントかわからないSNSに振り回されてスマホばっかり見てて子ども見ない親にはなりたくないですね。
子育ての期間は構造的に片付けが難しいようにできている無理ゲーみたいなもの
子育て期間中ってそもそも片付けとか収納に関してはいきなりハードルが上がるんですよ。
倒れたら危険な大きなものから、飲みこめるような小さなもの、布類などの見栄えが悪く重ねにくいものなど形もサイズもデザインも量もバラバラなものが自分の意に反して子どもの成長に合わせて、半ば強制的に増えていく。
収納を用意したり、物の総量を見直したりする間も無くどんどん新しいものが勝手に増えていくわけです。
いつも散らかっている〇〇をなんとかしたい
収納方法を考えて時間があるときにやろう
〇〇は使わなくなり、別の●●が家に増える
収納の方法が変わる、振り出しに戻る
こんな感じじゃないですか?
そもそもが無理ゲーレベルの難易度のことに挑んでいるというつもりで気楽に考えましょう。
家の中に自分だけの『聖域』持ち、ココロの逃げ場所を作る
どこもかしこも散らかっていて気が休まらない
そんな時はまず自分だけの『聖域』を作りましょう。
子どもやパートナーに邪魔されることのない自分の好きなものだけを並べたプライベートな空間。
考えてもみてください。
家の中が片付いていることにこだわる人はいますが、町中が理路整然と整っていないと許せないなんて人はなかなかいないはずです。(いたらヤベー奴です)
それと同じで自分を充電するための基地としての空間を整えておき、家族との共有空間である家へ出かけていく。
そんなイメージで捉えると散らかってしまっている状態にも少しは寛容になれるんではないでしょうか。
自分だけの仕事として捉えるのはおかしい
家を使っているのは誰ですか?
あなただけですか?
子どもだけですか?
パートナーのための家ですか?
違いますよね。
家は家族全員で使い、散らかすものです。
片方が散らかす一方でもう片方は片付け続けて…これではいつまで経っても『キレイに片付いた家』になんてなるわけがありません。
あなたは家族の下請け企業ではありません。
対等な立場で『散らかる』という問題を共有しましょう。
手に負えない子育て期間なんて人生のうちのほんの数年
サッカーチームが作れるくらいの大家族を目指すとかであれば常に乳児、幼児に手を焼かされますがそういう場合は珍しいと思います。
子どもから目が離せず、かつ言っても通じない時期というのは本当に短いです。
まぁその真っ只中にいると一晩が永遠にも感じられるぐらい永いこともありますがw
ここを乗り切ってしまえば子どもはどんどん自分の世界を確立し、自分の元から離れていってしまいます。
子どもが常に周りでチョロチョロ動き回り、ド派手なデザインのおもちゃが転がるひどい有り様をあえて客観視して面白がるぐらいでもいいんじゃないでしょうか。
僕はあんまりにも散らかってる時はあえて写真を撮っておいて後で見返して笑ったりしてます。
最初にも言いましたが、散らかっていても死にはしないし、居心地としては悪くないんですよね。
まとめ
- 家を散らかしてくれるぐらい元気な子どもがいるのは幸せな悩み
- あなたの能力や人格に問題があるわけではなく、ただ時間と体力が残っていないだけ。
- フォトジェニックなSNSと自分の生活を比べることに意味はない
- 子育て期間中は収納の難易度スーパーMAX!出来なくても当たり前。
- 家の中にもう一つ自分だけの『自宅』を作る
- あなたは家族の片付け専門業者ではない
- 散らかってるのも今だけ、ずっと続くわけではない
たかが片付け、されど片付け。
気負いすぎず、また諦めすぎず、ちょうどよくご機嫌に過ごしたいですね。