どーも、DIYから遠ざかって久しいツマルトです。
なぜって?
気付いちゃったんですよ。
家具が無いのが一番片付くってね!
もうマジ萎えますよ。
ホラ、映画とかマンガでよくあるでしょ?
巨大な敵と戦って戦って、ようやくたどり着いた敵の中枢でみた敵の正体は実はマイマザーだった、みたいな。
往々にして男ってのは余計なことしがち、ってことで語りますんで冷蔵庫から金麦持ってきてください。
絶対に片付けられない人の思考方法
散らかってる
↓
しまう場所を作らなきゃ
前の僕はけっこうこの思考経路をたどっていたように思います。
その結果、壁という壁に不思議な家具が張り付いている家になりました。
まぁファンタジーとかで出てくるモノがゴッチャゴッチャに積んであってそれが天井まで届くような部屋が嫌いではないので、独り者なら寂しくなくていいのかもしれないけど、
狭い家で子どもを育てるのには有害でしかなかった。
家具を増やすことの何が問題か?
減らす
というプロセスがないため、際限なく物が増えていくんですよね。
まず「散らかってるなー」っていう状態にぶち当たったら
- ✖️ しまう場所作らにゃ!
- 〇 転がってるもの、溢れているものは本当に必要?
これが正解だったんですよね〜。
当たり前?いやはや、お恥ずかしい。
DIYが好きだからこそ散らかりやすい
なまじっかDIYで好きなものが作れる、DIYが好きだ、となると物の取捨選択の基準が確実に甘くなりますね。
[voice icon=”https://silentgarage.com/wp-content/uploads/2021/08/5df3bb6a8848379b705df9f56e999ca8-e1629497403335.jpg” name=”まる” type=”l”]酒瓶と黒板をステインで塗った棚に並べたらバーみたいになるな![/voice]とかやっちゃうんですよ。
黒板に書くことなんてないし、酒も金麦で十分なくせにw
結果、ホコリだらけのディスプレイの出来上がりです。
DIYの一番の弊害は「最終的にゴミになりがち」
この記事を読んでいただいた方はおわかりかもしれませんが、
[kanren postid=”1802″]DIYで出た端材や、必要なくなった家具そのものってマジで邪魔ですよ。
デカイから普通ゴミで捨てられないんです。。。
作業場まで用意しているドゥーパ!に出てくるDIYオバケだったら余ったものも再利用、もしくはちょん切ってポイなんでしょうけど
都市部で、しかも集合住宅に住んでたらそうもいかないですよね。
昨今のDIYブームで初めてDIYにチャレンジしようとする人に星の数ほど木材を切って、売ってきましたが
果たして今も家の中できちんと役割を果たしてんのかしら。
第一、部屋に合わせて家具を誂えちゃう(あつらえちゃう)と、
引っ越したら使い物にならない
↓
一気にゴミ化
これがあるんですよ。
ゴミになることまで考えてディアウォールを立てれる人はなかなかいないですからねぇ。。。
家具を捨てよう
DIYで一生懸命組み立てた家具や、IKEAやsalut!で買った安い家具。
その中に入ってるものってホントに要りますか?
無くても困らないもの、
見ても何の感情も湧かないもの、
そんなものばかりじゃないですか?
いや、僕そうだったんですよ。
何年も開いてない本、
遊ばなくなったゲーム機、
聴かなくなったCD、
いつか使えると思って取ってあった端材、
こういうものを掃除したり、子どもがブチまけて片付けたり、
凄まじく無駄な時間ですよ。
[kanren postid=”1611″]子どもが邪魔って言ってるんじゃなくて、今の自分の興味・関心は部屋に後生大事に抱えてる家財道具よりかなり先に行ってやしませんか?と。
要らないものをしまう場所自体、要らないんじゃない?っていう思考回路を持って欲しいんです。
物がないと不思議と子育てに余裕が生まれる
たぶん人間にはその人ごとに抱えられるキャパシティがあるんですよ。
興味や関心を傾けられる「量」っていうんですかね。
それが独身や、大人のパートナー同士の生活の中ではだいぶ省エネで回ってたのが、
子どもといういわば「自然」が常に近くでビュンビュン猛威をふるい出すわけ。
その猛威をかわしながらさらに今までと同じ量の注意・興味・関心を家財道具に振り分けることそのものが無理になってくるんですよ。
だからいざ子どもを育てるぞってなった段階である程度、自分のキャパシティを空けておかないと、
すぐに溢れて
- 「旦那が悪い!」
- 「嫁が片付けない!」
- 「オギャー!」
なんていう災害になるんでしょうね。
もっと早く気づいておけば我が家もこんな暴風雨の中、家具の整理なんて無理ゲーに参加しなくても良かったのにねw
貧乏なら貧乏なりに賢くやらないと
バカで貧乏な親なんて最悪ですもん。
無理ゲーをなんとかちょこちょこクリアしつつあるおかげで
家具が減り、床が増え、片付けや物探しに割く時間も減り、子どもと向き合える余裕が増えてきました。
何を残して、何を捨てるか
自分の興味関心を振り分けられる総量
- 子どもへ割くエネルギー
=親ではない部分の自分が持てる量
こう考えると親ではない自分が持てる物ってかなり少ないはずです。
でもそれでいい。
そうすることで自分と何度も何度も強制的に向き合わざるを得ません。
そして気づくんです。
自分の興味関心が移ろうスピードにdiyは追いつかない
ってね。
先ほども言いましたが自分の興味・関心ってものすごいスピードで移動しているんですよ。
「積ん読」ってあるじゃないですか?
買ったはいいけど読んでない本が机に溜まってるっていう。
んでしばらく経ってからその本読み始めても全然響いてこないんですよ。
つまり自分の興味・関心はムクムクムクっと勃ちはじめたぐらいにとっ捕まえて育てないとあっという間に巣に帰っちゃうんですね。
そうなると、やれ
- 読みたい本が増えました
- 趣味のものが増えました
って時に張り切ってDIYで家具をこしらえても
もうその時には本当にやりたいことは別のことだったりするから
DIYで家具を増やす前に本当にこのジャンルを極めるつもりがあるのか?
っていう自問自答をしっかりしてからDIYの家具作らないと
近々に家の中で転がっている知らないおじさんぐらい邪魔な存在になっちゃいますよっていう。