どーも、息子がビルドドライバーで変身する間はニヤニヤしながらちゃんと待つパパブロガーのツマルトです。
2018年5月19日(土)より公開予定の仮面ライダーアマゾンズの映画最新作『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』のポスターが目に入ったんですよ。
「あー、あの新しい仮面ライダーアマゾンね。アメトーーク!の仮面ライダー芸人で観たけどおもしろそうだよね」
なんて思ったままにしてませんか?
観た方がいいですよ!絶対!
ムチャクチャ面白い。
『ザ・フライ』とか『新世紀エヴァンゲリオン』みたいなヒトの形をしてるのに人間ではない系のSF設定が大好物の人は絶対ハマります。
しかもAmazonプライムなら月額400円でシーズン1<全13話>、シーズン2<全13話>ともに見放題です。
- 1 仮面ライダーアマゾンズはそもそもAmazonプライム限定のコンテンツ
- 2 仮面ライダーアマゾンズの大まかな設定
- 3 オリジナル版の仮面ライダーアマゾンとは関連無し。見ていなくても大丈夫
- 4 仮面ライダーアマゾンズには他の平成仮面ライダーは一切出てきません
- 5 R指定並み?仮面ライダーアマゾンズは子どもに見せるもんじゃないぐらい怖い
- 6 仮面ライダーアマゾンズの見所1:大人にもビシビシ刺さるメッセージ性
- 7 仮面ライダーアマゾンズの見所2:変身シーンが歴代のライダーの中で一番渋い
- 8 おまけ:仮面ライダーアマゾンズの映画を前売り券無しで半額で見れる方法
- 9 注意!仮面ライダーアマゾンズの劇場版は全部で3種類
仮面ライダーアマゾンズはそもそもAmazonプライム限定のコンテンツ
Amazonと仮面ライダーアマゾンズのコラボは冗談半分で始まった企画
Amazonプライムのサービスが日本で展開されるのに合わせて東映側から「Amazonで仮面ライダーアマゾンやりませんか?」ということで企画を持ち込んだのがそもそものきっかけらしいです。
言ってしまえば半分冗談みたいなもんですよね。
しかしAmazonサイドが「そんなドンピシャなタイトルの作品あるんだ!」という反応を示したことでこの新作としての『仮面ライダーアマゾンズ』が誕生しました。
2016年4月1日より毎週金曜日に公開されるという形でシーズン1、シーズン2、ともに全13話構成で配信されました。
わざわざTSUTAYAでDVDレンタルしなくてもAmazonプライムで即見れる
レンタルDVDの値段とAmazonプライムの月額会員費を比べれば仮面ライダーアマゾンズはAmazonプライムで見る方が圧倒的に安いことがわかります。
TSUTAYA DVDレンタルの場合
⇒1~13話(テレビ版) 910円
Amazonプライムの場合
⇒シーズン1、シーズン2(ノーカットオリジナル版) 月額400円
在庫がなかったりする上に、届くまでに時間がかかり、返却の手間もある店舗や宅配のDVDレンタルより
仮面ライダーアマゾンズを見るためだけにAmazonプライムに登録して一気に見てしまい、即解約してしまう方がどう考えてもお得です。
- ワンクリックでその場ですぐ見ることができる
- 返却の手間もなく、かさばるDVDを入れ替えたりしなくてもサクサクと次の話にいける
- 画質も綺麗なのに、動画の読み込みもすごく早い
仮面ライダーアマゾンズをどうしても今すぐ見たいのであればAmazonプライムが最も早くて安くて楽チンです。
仮面ライダーアマゾンズの大まかな設定
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ある製薬会社が産み出した人喰い細胞『アマゾン細胞』
この細胞を培養して人型サイズまで大きくしたものや、人に移植したものを劇中の設定では総じて『アマゾン』と呼んでいる。
製薬会社の実験施設から逃げ出した約4000”匹”のアマゾンたちが人喰いの本能に目覚め、次々と住人たちを喰い始める。
主人公の水澤悠(藤田富)も本来は『狩られる側』の怪人・アマゾンであったが
もう一人の『アマゾンを狩るアマゾン』の鷹山仁(谷口賢志)の元から手に入れたアマゾンズドライバーを使いアマゾン細胞による本能の暴走を抑えることで『仮面ライダーアマゾン・オメガ』として戦い始める。
こんな感じの設定をベースに物語が進んでいきます。
オリジナル版の仮面ライダーアマゾンとは関連無し。見ていなくても大丈夫
1974年放送の『仮面ライダーアマゾン』の世界観とは関連性はありません。
全く新しい世界観による新作。
Reboot(再起動)です。
一話からキチッと新規のファンが楽しめるような設定とストーリー展開になっているのでオリジナルの仮面ライダーアマゾンを見ていなくてデザインぐらいしか知らなくても全く問題なく楽しめます。
しかしオリジナルの仮面ライダーアマゾンで途中から仲間になるモグラ獣人が最初から仲間のアマゾンとして登場する点や、
赤いアマゾン『仮面ライダーアマゾン・アルファ』のマスクのデザイン、
ギギの腕輪の設定がアマゾンズレジスターとして転用されている点など、
オリジナルの仮面ライダーアマゾンを見たことのあるファンも要所要所で「あ!コレ見たことある!」となるオリジナルの仮面ライダーアマゾンのオマージュも散りばめられていて往年のファンも楽しめる作りにもなっています。
だからこそ新旧のファン、両方からの評価も高く、シーズン2や、映画まで作られる展開になっていったんでしょうね。
仮面ライダーアマゾンズには他の平成仮面ライダーは一切出てきません
平成仮面ライダーの映画ではありがちな他の仮面ライダーが登場
近年の平成ライダーの映画を見ている特撮ファンやパパママならわかると思いますが、仮面ライダーは映画になると他の仮面ライダーも助けにやってきて一緒に戦うというのはありがちなパターンです。
4~5年前の作品の仮面ライダーが登場するのなんてザラです。
この辺りはAmazonプライムを始めとした動画コンテンツサービスが普及したことで、仮面ライダーだけでない過去の特撮作品が自宅にいながらクリック一つでサクサク見れるようになったことも要因かと思われます。
現にウチの3歳の長男も仮面ライダー鎧武あたりまでは守備範囲内。
出てくる仮面ライダーが多ければ多いほど過去のちびっ子ファンも取り込めますからね。
他の平成ライダーと共演できないぐらいの異質性を持たせた大人のための仮面ライダー
アマゾンズがどこかに客演できないくらい、そしてほかのライダーも出てくることができないくらいオリジナリティーのある作品にしたいと思っています。突出している存在になりたいし、なっていると自信をもっています。
出典:『仮面ライダーアマゾンズ』はなぜAmazonで配信に? モグラ獣人の登場は? – 白倉伸一郎プロデューサーを直撃より
こんな風にプロデューサーの白倉伸一郎さん自身が語っているぐらい制作側としてもある意味、他の平成ライダーを突っぱねた異質性をあえて持たせたとも言えます。
平成仮面ライダー、私も好きですけど大人なら誰しもおもちゃ業界の思惑を感じてしまうぐらい次々に新しい形に変身しますよね。
その「スポンサーからのノルマ」とも言える多彩な変身フォームや、様々な武器を登場させるためにストーリーがどんどん進行していくことも事実です。
ギミックたっぷりの変身ベルトや武器を多数登場させるためのある意味では”浅い”ストーリー展開を排除して、純粋に作品を深掘りすることから生まれる面白さ。
これが仮面ライダーアマゾンズが大人の仮面ライダーと言われる所以です。
見たらすぐわかりますけど、「あーこりゃあビルド出れねぇわ」ってなります。
敵を半分に切り裂いて心臓を引きずり出してブチュン!
ですからね。
R指定並み?仮面ライダーアマゾンズは子どもに見せるもんじゃないぐらい怖い
仮面ライダーアマゾンズを子どもと見る際の注意事項
仮面ライダーアマゾンズはとにかくアマゾンと呼ばれる怪人たちが怖いです。
なんて言ったって『人を食べる』のが習性ですから、けっこうな頻度で人が食べられてしまいます。
スプラッター映画並みの描写も多く、腕だけゴロリと転がっているなんていうのは朝飯前。
やられる時だってライダーキック→ドカーン(爆発)なんて風に綺麗に死にません。
ザクザクと切り裂かれた挙句、ヘドロ状になって死んでいきます。
私も最初は3歳の長男と一緒に見始めたのですが、子どもがうなされそうな描写が続いたのでAmazonプライムで見られる他の平成ライダー作品に切り替え。
仮面ライダーアマゾンズはパパだけが見るものになりました。
仮面ライダーアマゾンズはR指定作品ではありませんし、子どもにも大人にも楽しんでもらえるように制作されてはいますが、
視聴する際は大人が付き添って、描写があまりにもグロテスクな部分は避けるなど注意がいるのでは?と感じました。
リアルタイムで観ていた50代に聞いた「仮面ライダーって私らは怖かった」
私はもちろん昭和ライダーを現役で見ていた世代ではありません。
仮面ライダーBLACKから物心がついたぐらいの世代です。
以前、昭和仮面ライダーをリアルタイムで見ていた世代の人に当時のことを聞いてみると
「仮面ライダーは小学生ぐらいのお兄ちゃんが見るもので、私らが小さい時はすごく怖いものだったもんね」と話していたのが印象的でした。
今回のこの仮面ライダーアマゾンズを作るにあたってプロデューサーの白倉伸一郎さんはこんなことも語っています。
「仮面ライダー」って、「ウルトラマン」が太陽だったら、月とか陰とかそういうイメージなんですね。王道なんだけど、若干外れているのが良さだった気がする。異色作と言われたいと言いつつ、こちらが「仮面ライダー」の本流だという思いもあります。
出典:『仮面ライダーアマゾンズ』はなぜAmazonで配信に? モグラ獣人の登場は? – 白倉伸一郎プロデューサーを直撃より
つまりこの『怖さ』こそが本来の仮面ライダーの味なんですね。
仮面ライダーアマゾンズの見所1:大人にもビシビシ刺さるメッセージ性
1974年放映のオリジナルの仮面ライダーアマゾンのテーマは『文化衝突』
自由に自然の中で暮らしていた野生の人間が、都会の中に突如現れることで異質さととも現代の都市文化の異常さも炙り出していくというメッセージ性がありました。
今回のリブート作品である仮面ライダーアマゾンズでは『他者を喰わなければ生きていけない』存在としてのアマゾンを描くことで、自分の手は汚さずに他者を虐げた上に生きている現代人の矛盾をえぐり出します。
自分が生きるために他者を喰う俺たちが化け物なら、自分の手を汚さずに命を虐げて生きてるオマエらは何なんだ?ニンゲンって何だ?
生きるためにオマエは自分で自分が何を喰ってるのかわかってるのか?
そこを忘れて生きてるならオマエらはただの養殖モノ。
完全に都市化され、ある意味家畜化された大人たちには耳の痛いメッセージを仮面ライダーアマゾンズはビシビシ問いかけてきます。
仮面ライダーアマゾンズの見所2:変身シーンが歴代のライダーの中で一番渋い
仮面ライダーといえばやはり変身シーンが見どころですよね。
近年ではカートリッジ式のアイテムを入れ替え、組み合わせることで様々な力を仮面ライダーたちが発揮して戦います。
派手なポーズも子どもたちの憧れの的です。
ですが、仮面ライダーアマゾンズではそんなものは一切排除しています。
やることはただ一つ。
ガチャガチャと音を立てる邪魔な変身ベルトを戦いの現場まで重そうに持っていき、腰に装着。
レバーに手をかけバイクのアクセルのように一捻りし、一言呟きます。
「アマゾン」
すると全身が凄まじい熱と蒸気に包まれ一瞬で変身します。
別撮りで色んなCGが周りを取り囲んだりしません。
この戦いに赴く時の「戦いたくない感」とその後の激しいアクションの対比が大人の渋さを醸し出しています。
大人の変身シーン、とりあえず一回はベルト付けてやってみたいですよね~。
おまけ:仮面ライダーアマゾンズの映画を前売り券無しで半額で見れる方法
以前からツマルトが子育て世代必携の万能クーポンということでゴリ押ししている『みんなの優待』ですが、
様々な映画館のチケットも割引で買うことができます。
つまり前売り券の販売のない仮面ライダーアマゾンズも『みんなの優待』経由であればお得な価格で見れるってことですね。
TOHOシネマズ系の映画館なんて半額です。
映画館の割引だけでなく、各種レストランチェーンの割引サービスも一緒になった会員制の特別なクーポン『みんなの優待』の詳細や入会手続きについてはこちらに詳しくまとめてあります。
レゴランドや東京ドームシティが割引になるだけじゃない凄まじいクーポンを紹介するね
注意!仮面ライダーアマゾンズの劇場版は全部で3種類
仮面ライダーアマゾンズの映画ですが、本編である『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』の前に
シーズン1の全13話の総集編として<Season1 覚醒>が5月5日(土)から
シーズン2の全13話の総集編として<Season2 輪廻>が5月12日(土)から公開されます。
いわば予習復習ですね。
もちろん映画館で迫力のある総集編を見るのもいいんですが、Amazonプライムなら全話ノーカットで定額400円で見放題です。
後発組ながらどハマりしたのでかなり長く熱く語ってしまいました。
このワクワク感をこれを読んでくれた方と共有できれば幸いです。