一般的なDIY用の脚の高さ
普段使っているPCデスクの標準的な高さって知ってますか?
だいたい床からPCデスクの上っ面までが700mmに設定されていることが多いです。
立った状態から考えると「え~低すぎない?」と思われるかもしれませんが、実際のテーブルを測ってみるとかなりの割合で700mmぐらいのものが多いことがわかります。
そのため、DIY用に販売されているテーブル脚も700mmから天板の厚み20~25mmを引いた680mm前後になっていることが多いです。
▼2×4突っ張りアジャスター『ラブリコ』の品質の高さでも有名な平安伸銅のスチールテーブル脚
使う人の身長から最適なPCデスクの高さを割り出す
せっかくDIYで自分専用のPCデスクを作るんですから、自分が一番作業しやすい高さのデスクが欲しいですよね。
でも自分の体に一番しっくりきて、作業効率が高くなるPCデスクの高さっていったいどのくらいなんでしょうか?
オフィス家具全般の調査研究を行っている『一般社団法人日本オフィス家具協会』によるとデスクの高さの目安は以下の計算式で求められます。
- 座面の高さの目安は身長×1/4
- デスク高さの目安は=座面高+差尺(身長×1/6)
例えば、私の身長168cmから適切なPCデスクの高さとチェアの高さを割り出してみると…
身長168cm × 1/4 =42cm
座面高42cm + 差尺28cm(身長168cm×1/6) = 70cm(700mm)
まさかの700mmジャストです(笑)
私の身長であれば規格品のDIY用スチールテーブル脚を使えば快適なPCデスクが作れますが、もしあなたが小柄な女性や、170cm台後半の高身長イケメンな場合は少し工夫が必要ですね。(←嫉妬)
高さの合うPCデスクの脚が見つからない場合
既成のスチールテーブル脚では高さが合わなくても、PCデスクを正面から見たときに『コ型』になるようなデザインにすれば、解決です。
天板を支える両サイドの板『側板』の長さを変えることで、好みの高さのPCデスクにすることができます。
単純なコ型にしてしまってもいいんですが、それだと側板がグラつく可能性があるので、イスを出し入れしない側の下部の方で側板同士をつなぎます。
また、同じパーツをもう一つ用意し、天板の真下に直角に取り付けることでPCデスク全体がゆらゆらとグラつくのを防ぎ、天板のしなりもなくせます。
全て、天板と同じ材料で切り出すシンプルな構造ですが、これで10年以上平気で使える強度が出せます。
PCデスクを今話題のスタンディングデスクにするには
DIYブームの火付け役、『2×4突っ張り支柱』を応用すれば、今話題の『スタンディングデスク』を作ることも可能です。
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床と天井を突っ張ることで賃貸物件でも気軽に柱を立てることができる『ラブリコ』などの2×4アジャスターに、
可変式の棚が作れる『チャンネルサポート』などを組み合わせることで、
その日の気分に合わせて『(シッティング?)PCデスク⇔スタンディングデスク』を自由に切り替えられるフレキシブルデスクにすることもできますね。
2×4の柱1本当たりの荷重が約40kgまで確保できる『ラブリコ 強力タイプ』で柱を2本立てれば、
机の天板面の荷重も約80kgまで耐えられますから、不意に体重をかけてしまったりしても耐えられる充分な強度を確保することができます。
天板に取り付けるだけ!PCデスクにおすすめのDIY用テーブル脚
▲オーソドックスな4つ脚タイプ。天板と脚が垂直になるので余計なスペースを取らずにシンプルに作れますね。
▲4つ脚タイプの角度付き。椅子や自分の足を邪魔することなく机下を広く使えますね。デザインもオシャレでDIYっぽさがなくなります。
▲どこにでもありそうで探すと意外と売ってないスクエアタイプのテーブル脚。アジャスター付きなのでガタついても微調整できます。
▲最近流行のクランプタイプ。PCデスクになる天板を挟んで手で締めるだけなので工具は一切いりません。