「自分は何を作りたいのか?」それをハッキリさせることがDIYの第一歩。
それには何よりも「お手本を見まくること」が一番の近道です。
オシャレな海外インテリアが見放題の『Pinterest』を使って自分の理想に近い写真を集めましょう。
DIYで初めて作りたいものを具体化させよう
あなたは何が作りたいですか?
色は?形は?
扉はある?棚の数は何段?
中は見える?飾り付けはシンプル?レトロ?
いきなりそんなにゴリゴリ聞かれても困りますよね。
ですが最初に作りたいもののイメージを描くのはすごく大事なことです。
ここで作りたいもの細かいディティールまで決めておかないと
- ホームセンターでどんな木材やその他の材料を買えばいいかがわからない
- どんな風合いの、何色の塗料を、どのくらい買えばいいか判断が付かない
このようなことになります。
あいまいなまま何となく材料買って始めてしまうと、安い量産家具の劣化版のようなものが出来上がってしまいす。
ですから頭の中に何となく思い浮かんでいるレベルで材料を買いに行ってはいけません。
たくさんの完成品を見て、自分がどうしてもDIYで作りたいものの色や形を具体的に人に説明できるようにハッキリさせることが大切です。
しっかり妄想をして、目の前にもはや出来上がった家具や内装が見えるぐらいまで妄想力を高めましょう。
妄想をしっかりやるだけで、完成したときのクオリティは格段に良くなります。
DIYの資料集めは『Pinterest』が便利
作りたいものを具体的にイメージすると言っても引き出しに何もない状態では不可能です。
『Pinterest』の画像検索から大いにパクリまくりましょう。
このPinterstというアプリを使えば本や雑誌に頼らなくてもオシャレな海外のインテリアなどの写真を簡単に見ることができます。
Pinterstは自分が保存した画像と似たものを次から次へとオススメしてくれる。これが私がGoogle画像検索よりも気に入っている点です。
自分のアイデアがドンドン補強されていく感じ。
気がついたら1万点とか平気で保存しちゃいますよ。
オシャレな店の内装はDIYのアイデアの宝庫
外にもDIYのアイデアはたくさん転がっています。
外に出た時はぜひ自分がマネしたくなるようなインテリアがないかアンテナを張り巡らせて見てください。
そうすると次のようなことが起こります。
「このカウンターテーブルいいな。ベニヤを白くラフに塗って、上にステインとニスで塗った天板乗せて…あ、作れるな。」
「ダウンライトと樽ヤバイ!L字金物で部屋全体にグルっと棚板付けてダウンライト仕込んで、樽はサントリーの通販サイトで買うか」
こんな風に思い始めたらあなたは『DIY脳』になり始めています。おめでとう!こちら側へようこそ(笑)
お店の内装はプロのデザイナーがこだわり抜いたアイデアと各職人の技が間近に見られる生のDIYカタログ。
しかもどれだけ眺めても無料。
私は気になった内装や面白い素材の使い方をしているお店はすぐにパシャリしてストックしています。
これが後々、何かを作るときに参考資料のアーカイブとして非常に有効です。
ディズニーランドはDIY究極のお手本
大人になるとディズニーランドって子どもっぽくてつまらない?
DIYを始めると全くそんなことはなくなります。
家具の飾り付けや、看板のフォントや色使いなどが建築の歴史的ディティールを忠実に再現しているからです。
各テーマポートにBGS(バックグラウンドストーリー)という世界観が設定されていて何となくで出来ているものが1つもありません。
[kanren postid=”979″]私はこの事実に気付いてからディズニーランドに行くたびに家族そっちのけで200枚ぐらいインテリアの写真ばかり撮るようになりました。(笑)
自宅のDIYをするならディズニーランドのように『全体のテーマ』を決めた上で、そのテーマに沿ったアイデアやディテールを集めていくとより統一感のあるオシャレな空間になります。
色々なマネを組み合わせる
とにかく好きなものをかき集めてください。
そしてマネしましょう。
DIYにオリジナリティなんていりません。
芸術作品をコンテストに出品したり、人様からお金をいただくわけではなく、あくまで自分用。
自分が気持ちいい空間を彩ることに無我夢中になってしまいましょう。
Those who do not want to imitate anything, produce nothing.
何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない
サルバドール・ダリ
面白いヒゲでおなじみのスペインの画家、サルバドール・ダリさんもこんな風に言っています。
とにかく見る、見る、見る。
そんでパクる。
DIYの第一歩はまずこれです。