ホームセンターへは2回行く
※こちらの記事を読み進める前にDIY初心者講座の第3回目『いきなり行っちゃダメ!DIY初心者が見落としがちな木材を買いに行く前に必ずやること』を先に読んでもらうとより理解が深まります。
DIYって、実は材料の買い出しが一番難しいんです。
1回目は材料の下見。
不慣れな『木材』というものを買うにあたって行き当たりばったりで買いに行かずに、まずは一度本物を見に行く。
実物を見て、寸法を確認することで設計の精度や、搬入の段取りまでをキチンとシミュレーションしてから、再度ホームセンターで木材を買いましょう。
そしていよいよ2回目の訪問で実際に材料の買い出しです。
今回はその買い出しの際のちょっとしたコツをお話しします。
※この記事はDIYの第一歩~から続く全8回の講座の6回目です。⇒第1回目『DIYの第一歩は資料集め。本や雑誌を見なくてもアイデアがジャンジャン湧いてくる必須ツール』
木材を運ぶために軍手を持って行こう
けっこう忘れがちなのが木材はトゲが出ていたりして素手だと危ないということ。
必ず軍手を用意してからお目当ての木材を積み込むようにしましょう。
素手の状態でうっかり手を滑らせると、爪楊枝ぐらいのが人差し指と親指の間、水かきの部分に刺さったりします。
ホームセンターですからもちろん軍手は売ってますし、レジカウンターで貸し出しているところもあります。
オススメは滑り止め付きの軍手。
12セット入りなんかはコスパも良くてイチオシです。
ちょっと黒板五郎感が出てしまうのが嫌な方はこういった作業用のオシャレ軍手が色々出ています。
実際にフィット感を試してみて、お気に入りのオシャレ軍手を見つければDIYがさらに楽しくなります。
DIYはファッションです。
楽しむものですから思いっきりカッコつけましょう。
DIYの買い出しは大人2人で行くのが理想的
3~4mある角材や、畳一畳分にもなるベニヤ板を買い物用の台車に一人で載せるのは非常に大変です。
また、買った木材を車に積み込んだり、車から自宅まで運び入れるのにも人手は必要です。
できれば男手を一人用意しましょう。
本棚の材料のような重たいものは手伝ってもらえるよ
もし男友達が用意できない、手伝ってもらうのはなんか嫌だという場合、ホームセンターの店員さんに気軽に頼みましょう。
「ちょっと手伝ってもらってもいいですか?」の一言から仲良くなるとこんな特典があったり、無かったり。
店員も色んな人がいるので、やたらオーディオに詳しいおじさんとか、元工務店の社長とか、航空機のエンジン組み立ててた工具マニアとか面白い人に出会えるかもですよ。
お目当ての木材の在庫が無い!足りない!
せっかく買いに行ったのにお目当ての木材の在庫が無かった!
こんな場合は次回に入荷するものの予約をしておくか、入荷日を聞いておいて再チャレンジしましょう。
ホームセンターでは個別に注文を取ることが日常茶飯事なので臆することはありません。
在庫が無いからといって諦めたり、他の材料に替えるのにウンウン考え込むよりもキチンとお目当てのものを手に入れた方が後で後悔しなくて済みますよ。
趣味ですから時間はかけても妥協してはいけません。
本棚のパーツを切り出すためのカット図面はもう書いたよね?
当『DIY初心者講座』で推しているマンション内での静かなDIY、『silent DIY』では自ら木材をカットすることはしません。
ホームセンターのカット加工サービスをフルに利用します。
セルフカットのみのホームセンターや、加工内容の種類の差はありますが、どんなホームセンターを利用するにしろ必要なものがあります。
カット加工をするための『図面』です。
しかしこの図面、もうすでに描いてしまっているはずです。
DIY初心者講座の第4回ではホームセンターのカット加工サービスを使って木材を切り出すための寸法の割り出し方を解説しましたが、そこで書き上げた図面がそのまま使えます。
これだけ描いてあれば十分。
いつも描いてもらう側の人間が言うんだから間違いありません。
これでホームセンター側の人間がわからなかったら「責任者出せやコラ」でOK(笑)
これでようやく夢にまで見たDIYのための木材や道具が揃えられましたね。
お疲れ様でした。
次はいよいよ実際に組み上げて世界に一つだけの『my 本棚』をこの世に生み出しましょう。