どーも、賃貸DIYerのツマルトです。
今住んでる賃貸マンションの外壁塗り直しが入りまして
『ベランダの荷物(DIYで出た木材がメイン) 全撤去』
の命令が管理会社から下りました。
んで現状はというと
こんな状態なのでマジヤバイ(笑)
若かりし頃のツマルト氏の溢れるDIY魂が引き起こした木材のゴミ屋敷。
今回はこのDIYで余った木材を普通のゴミとして処分するのに凄まじく役に立った
エヴァのプログレッシブソードの次にかっこいい名前だから英語でも言うね。
こちらを使ったDIYで余った木材の処分方法をご紹介します。
いつかは使うと思ってあれもこれも取っておくと、暮らしを快適にするためのDIYの木材に圧迫されながら暮らす羽目になっちゃいますよ!
DIYで余った木材・ベニヤ板は捨て方にメチャクチャ困る
まずDIYで余った木材の処分方法ですが
- 粗大ゴミとして処分
- 産廃業者に引き取ってもらう
- ゴミ処理場直接持ち込み
こんな感じの処理方法が考えられますね。
ですがどれもお金がかかったり、車が必要だったりと、スモールハウスでこそこそっと生きてる僕には「う〜ん」って感じだったんですよね。
ゴミに金払うの嫌じゃないですか?
当たり前か(笑)
いらない木材やベニヤ板を燃えるゴミで捨てられないか?
DIYで余った木材をなぜ普通ゴミとして捨てられないかといえば
大きすぎる、重すぎるなどでゴミ袋に収まりきらないから
この一言に尽きます。
しかし裏を返せば、この基準を超えなければ燃えるゴミとして木材を捨てることができるってこと。
つまり小さく切ってしまえれば問題はあっという間に解決なのです。
郊外の庭付き一戸建てでのびのびとDIYしてるなら、丸ノコだろうが軽トラだろうが使い放題。
そりゃあDIYで余った木材の処分方法になんて、頭を悩ますことの意味すらわからないでしょうよ。
僕が今話しているのは、賃貸の狭小住宅住まいのDIYerの場合です。
往往にしてホームセンターをヘビーユーズしている都市型のDIYerってのは、木材のカットは自分じゃやらないのでDIY余った木材を切るとか簡単にできないのです。
居住中のマンションの一室で丸ノコガンガン使って木材切りまくるとか正気の沙汰じゃないでしょ?
大概はホームセンターの「カットサービス」なんかを使ってパーツとして揃えて、組み上げることやペイントを家で楽しむ場合が多いと思います。
つまり
使わなくなった材料に対してあまりにも無防備なのです。
大きすぎる木材やベニヤ板をどうやって小さくするか
まず幼稚園児でも思いつくのが
「のこぎりでちっちゃくしよー」
ですね!
少量ならそれでばっちりですが、さすがにこの量ともなると時間も体力もかかりすぎます。
- ゴミ捨てるのにお金払いたくない
- 車持ってない
- 手ノコで切るのは疲れるから嫌だ
- 丸ノコとか怖いから使いたくない
- お腹すいた
このわがままMAXな状態であの量の木材をなんとかしようだなんて虫が良すぎる話ですが
このわがままを全て解決できる方法を見つけました。
賃貸のDIYで困るやっかいな木材を捨てるための最高の道具
DIYで余った木材を燃えるゴミとして出すために小さく切る。
しかもラクに。
そのために僕が使ったのが『レシプロソー』でした。
結論から言うと、
レシプロソー最高。
何がどうDIYで余った木材の処分に役に立ったかと言うと
こんな90mm角の杉材が
ザクザクザク…
パッカーン
ものの10〜15秒ぐらいで切れました。
手ノコで切ったら一本切るだけでもフーフーフーフー息上がっちゃって
とてもじゃないけど2本目切りたくなくなるの必死!
それがいとも簡単に
パッカーンです!
ものの1時間ぐらいの作業で、今まで持て余していたけど、捨てるに捨てられなかったDIYで余った木材を、切り刻んで燃えるゴミとして捨てられるサイズに小さくすることができました。
レシプロソーマジ便利。
切って捨てるなら丸ノコでも良くない?
丸ノコでもいいんです、いいんですよ?
たださっきも言ったように丸ノコは
- 音がヤバイ
- 切断能力がありすぎる
この点からあんまりマンションの一室で使うもんじゃないと思うんですね。
特に②の『切断能力がありすぎる』という点ですが、丸ノコって一歩間違えると
材料か、丸ノコ本体が吹き飛ぶんです。
『キックバック』ってやつですね。
汚い大人が好きなやつじゃなくてね。
材料に丸ノコの歯が真剣白刃取りのように挟まれたり、切る角度が曲がって歯がまっすぐ進めなくなった時に、弾けるように材料と丸ノコ本体が吹き飛びます。
怪我しないことは稀で、最悪、
指が飛ぶ
場合すらあります。
書いてて怖くなってきた(笑)
同僚が変な丸ノコの使い方をしていた時に歯が滑って丸ノコが自分の腹めがけて飛んでいき、切腹。入院したといったことも身近でありました。
- きちんと材料にたいして真っ直ぐ切り進む
- 切り別れた時に材料に丸ノコが挟まれないように作業台に乗せる
こういったことで事故は防げますが、マンションの一室で、慣れない素人が、DIYで余った木材の処分というある意味でモチベーションの上がらない適当な作業で使うにはあまりにも危険なように思うんです。
レシプロソーはDIY女子でも安全にいらない木材を切れるの?
レシプロソーはいわば電動でギコギコしてくれるノコギリです。
ジグソーを使ったことがある方なら分かりやすいですが、
本体にセットした刃が手元のスイッチを押した時だけ高速で前後します。
話だけ聞くと丸ノコと同じぐらいヤバそうに感じますが、レシプロソーは丸ノコと違って刃が回転しているわけではないので
材料を吹き飛ばしたり、本体の刃が回転しながら自分に向かってきたりということがありません。
ここが一番の『怖くないポイント』です。
なんならレシプロソーは強く材料に押し付けたりしないと切断能力を発揮しないので、当ててるだけだと角材の表面に溝をつけるぐらいしかできません。
って気持ちでグゥーっと材料に押し当てていくとザクザク切れていく感じがDIYレベルにはちょうどいいんですよ。
レシプロソーで木材やベニヤ板を捨てるときのコツ
普通に使えば誰でも扱えるぐらい簡単なレシプロソーですが、
ノコギリの要領で自分の手も前後に押し引きしていくとより早く切れます。
あとは刃が引っかかるほど曲がって切ってしまうとキックバックまで起こさないにしても、本体が暴れたり、最悪刃が折れて飛んでいくということもあり得るので
①長袖を切る、防刃用の軍手や目の保護具を付ける
②周りの養生
コレはした方がいいですね。
DIYでケガするとか絶対にあっちゃいけないと思うので。
職人さんは納期に追われて無茶な電動工具の使い方が当たり前みたいになってる人もいるみたいだけど、
素人はビビりすぎぐらいがマジでちょうどいい。
飛んだ指はセメダインじゃくっつきませんからね。
さいごに:レシプロソーのおかげで廃材が嘘みたいに捨てられたベランダがこちら!
ツルッツル。嘘みたいに片付きました!(キラキラ)
まぁ嘘ですけどね。
植木とかは中にしまってあり大変窮屈な暮らしを続けております。
でもやっぱ外圧かかると違うね。DIYで余った木材がないだけでもすごいスッキリ。
最近、片付け力が半端なく上がってて奥さんが自分もメルカリで売られるんじゃないかと怖がってます。
端材と同じようにDIYで出てくるやっかいな物の一つにペンキもありますね。
液体のペンキを固形にして普通ゴミで捨てるって方法もやってみましたので、同じような物を抱えて困っている方いたらぜひ参考にしてみて下さい。
しかしまぁ、DIYって果たしていいことなんだろうか。まぁその辺のことはまた別の記事で書きますね。
今回僕が使ったレシプロソーはこちら
刃は付属で付いてるやつで90角の角材ぐらいまでなら易々と切れました。
ガングリップ型より、ストレート型の方が手ノコと同じ感覚で切れるからコンパクトで使いやすいかな。スーパー手ノコ!って感じ。
もし同じようにDIYで出た大量の端材・廃材でお困りの方いれば、レシプロソー、オススメですよ。
食べたらウンコ。
DIYしたらレシプロソー。