2020年の初め頃こそ、種類や量も少なく
といったことも少なくありませんでしたが、この一年、各メーカーさんも文字通りフラフラになりながら(笑)頑張ったおかげもあって状況はかなり改善されています。
今一番売れてるホームセンターのアクリルパーテーションはコレ
寸法 | 幅 | 高さ |
Sサイズ | 40cm | 60cm |
Mサイズ | 60cm | 60cm |
Lサイズ | 90cm | 60cm |
LLサイズ | 120cm | 60cm |
3mm厚の板であればなんでもピッタリ隙間なく差し込める構造になっているので、アクリル板以外にも、
- 塩ビ板
- アルミ複合板
- キッチンパネル
などにも流用でき、立たせることができます。
ホムセン店員おすすめのアクリルパーテーションスタンド
アクリサンデーのスタンドは二個セットであの価格なので実用性&コスパ最強なのですが、
- 色々な厚みのパーテーションに対応したものが欲しい
- カウンターテーブルに簡単に固定できるものが欲しい
こういった場合にはこちらのスタンドがおすすめです。
置き型タイプ
スタンドの裏面には滑り止めが付いていてズレにくく、両面テープなどでテーブルに固定するストレスがありません。
しっかりと重く安定感抜群で、PT-200を2個使用の場合、幅1200mm×高さ900mmまでの大型のアクリルパーテーションも立てられます。
バイス固定タイプ
ドライバー1つで女性の力でも簡単にテーブルに固定できるバイス型。位置をズラすぐらいでしたら工具は一切いりません。
アクリルパーテーションを挟み込んでいる部分が360度回転するので、自由度が高く、色々な置き方に使えます。
置き型、バイス固定型、ともに厚み2~16mmまでのパネル厚に対応していて色々なパネルに使えますし
素材の感じが金属製で持った感じがかなり頑丈なので、アクリル製の安いパーテーションスタンドのようにすぐに割れてしまうようなこともないでしょうね。
店舗やオフィスなどでガンガン人が当たるなど、ハードな条件でもしっかり使えそうでおすすめです。
アクリル板はホームセンターで売ってる
そんな場合は市販のアクリル板をカットしてDIYで作ることもできます。
市販のアクリル板のサイズ
ホームセンターで一般的によく扱われているアクリル板のサイズは、一番大きいもので約1830×915mm。
厚みは2、3、5mmの3種類であることが多いです。(中には10mmなどの特殊サイズもアリ)
この一番大きいサイズを基準として、
- 900×900mm
- 600×900mm
- 300×900mm
- 300×600mm
- 300×450mm
- 300×300mm
こういった形で小さくカットしたものが販売されています。
アクリル板は自分で好きな大きさにカットできる
アクリル板は専用のカッターを使えば自分でも切ることができます。
- 定規を当てて同じところを専用カッターでなぞる
- 溝の深さが厚みの1/3程度になるまで引っかいていく
- 深い溝の方が開くように力を加えて折る
折り取る部分があまりにも小さいとテコが効きにくいので、その場合はペンチなどを使って折ります。
注意事項1:塩ビ板とアクリル板はどっちがおすすめ?
アクリル板を買おうとすると、必ずと言っていいほど同じ棚に『塩ビ板』という透明のプラスチック板が売っています。
「透明の板で仕切れればいい」ということであればこちらでも強度的には問題ないわけですが、塩ビ板にはひとつだけアクリル板と大きく違う点があります。
それは『経年劣化で黄ばんでくる』ということです。
最初は同じような透明の板で、値段はアクリル板の半分程度ですから「安く抑えられていい」ような気がしてきてしまうんですが、2~3年もしてくるとコーヒー染めでもしたかのようにセピア色の板になってきます。
とりあえず短い期間だけ使う
→塩ビ板でもOK
飲食店などで常設して長く使いたい
→アクリル板の方が長く透明度を保てます
こういった使い分けで選ぶと、「安物買いの銭失い」にならずに済みますよ。
注意事項2:アクリルパーテーションは火の周り厳禁
新型コロナウィルスの影響をもろに受けているのが飲食業界。
個人でお店をやられている方も多く、現場に立つ方が慣れないDIYでなんとかテーブルに手作りのパーテーションを設置しようとされている場合も多いかと思います。
しかしここで気を付けてほしいのが、くれぐれもアクリル板を火の周りに設置しないでください。
アクリル板は燃えます。
木材と同じような可燃性の物質なので、400℃以上になると燃え始めます。
例えば、焼肉屋さんのようなテーブルの中央に炭火を置くようなスタイルのお店ですね。
こういったお店で向かいの人との間に飛沫防止のパーテーションとして、炭火の上にアクリル板がきてしまったりするとかなりマズいです。
火事を起こして、牛や豚以外のものも焼けてしまいますので、ぜひとも火を扱う職業の方で飛沫防止のパーテーションを手作りする場合は注意して下さい。
注意事項3:アクリルパーテーションのアルコール消毒は厳禁!
飛沫感染防止のためのアクリルパーテーションですから毎日消毒して清潔な状態を保ちたいですよね。
でもその一生懸命さが裏目に出てしまうことがあります。
アクリルパーテーションをアルコールで消毒してしまうとバキバキに割れてしまいます。
「ちょっとぐらい平気でしょ」が通じないぐらい簡単にバキバキになってしまうんです。
せっかく高価なアクリルパーテーションを何枚も店舗に導入したのに、パートのおばちゃんが良かれと思ってアルコールでバシャバシャ消毒してまわった結果、全部バッキバキにひびが入ってみるも無残なことに。。。
こんな笑い話にもならない悲劇が現実に起こっています。
アクリルパーテーションの清掃には中性洗剤、または次亜塩素酸系の消毒スプレーを使うようにしてください。
▼例えばこういうのです。
お店のオーナーさん、オフィスの管理責任者の方、くれぐれも清掃の方への周知徹底もお忘れなく(笑)
ホームセンターでは続々とスタンド付きのアクリルパーテーションが販売されてる
ネットでは1セット数万円するようなアクリルパーテーションが多いような印象ですが、ホームセンターの実店舗に行くと、比較的安価でシンプルなパーテーションが出始めています。
私の相場観では500×500mmぐらいのパーテーションで3,000円前後かなーといった感じです(2021年5月現在)
このパーテーション、とにかくシンプルな構造なので新規参入しやすいみたいで、いろんな会社から続々と新商品が開発され、どんどん市場に出てきています。
まずはお近くのホームセンターを覗いてみて、いいものがなければネットでポチでいいんじゃないかと思います。