ダイソーのおもちゃを親父が本気でカスタムしてみた

忙しい子育てママの救世主・百円ショップ

 

どーも、子供とのお散歩の定番コースにしっかりとセリアやダイソーを組み込んでいる優等生のツマルトです。
ホントにセリアやダイソーにおけるプチプラDIYの貢献度もさることながら、

子どものご機嫌取りに使うおもちゃのコスパはハンパない。いつも助かってます。
うちの長男(2歳)は消防車や救急車などの緊急車両や、ショベルカーやブルドーザーなどの工事車両を重点的に押さえている伝統的な男の子ですが

最近ゲットしたダイソーのショベルカーがかなりのお気に入り。

大人の手のひらサイズの大きさでアームのところもシリンダーのような機構まで再現されたギミックがかなりかっこいい。

しかもこれで百円だなんて…百円で理不尽なギャン泣きがおさまるのなら喜んでペイします!子育てなんてそんなもんです。金で解決ですよ(´Д` )


百円のおもちゃをカスタム

 

しかしギミックにはかなりこだわっているこのショベルカー。

パーツの接合がかなりゆるゆるで非常にもったいない!

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すぐにこんな状態に(´Д` )

とゆーわけで
ミニ四駆、プラモデルを薄ーくかじってきたDIYお父さん、百円のおもちゃに本気出します。
プチカスタムして2歳児の激しい扱いにも耐えられる強度にしていきます。

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ここでいつもの

こいつでバラしたアームの接合部を留めていきます。


ポリプロピレンは接着剤が効きにくい

ここでちゃんとした接着剤の知識がある方はお気づきでしょう。

「あれ?ポリプロピレン付かなくない?」

そう!そうなのです。こういう安い製品によく使われているポリプロピレン。
そもそもポリプロピレンってなんぞや?

プラスチックの中には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど、「ポリ」という名前がついているものがたくさんあります。「ポリ」というのは、はギリシャ語で「たくさん」という意味です。たとえばポリぶくろの材料になる「ポリエチレン」は「エチレン」という分子ぶんしががたくさんつながっているという意味。1万個くらいの「エチレン」分子ぶんしがつながって、「ポリエチレン」になります。
参照:プラスチック図書館


幅広い用途の理由は、ポリプロピレン(PP)が、樹脂の中で最も比重が軽く、極めて加工性が高い上に、優れた強度を持っていることがあげられる。また見た目としては透明性が高く、発色性が高いところから、プロダクトデザインの世界でもデザインを表現するために部分的に使用されるケースも多い。
参照:ポリプロピレン(PP)の特性と用途 家電製品から繊維まで | ものづくり情報サイト「i‐maker news(アイメーカーニュース)」


分子構造うんぬんが原因で接着剤が付きにくいこのポリプロピレンとポリエチレン。
各社から様々な万能接着剤が出ていますが、この素材だけは別扱いで除外されていることが多いです。

とゆーことは思いつきDIYをしていく上では万能接着剤で大まかに守備範囲を広げつつ、こういった難接着の素材に対して対応できる専用接着剤も用意しておくべきということです。


おすすめのポリプロピレン・ポリエチレン対応接着剤

とゆーわけでこいつをゲットしました。

使い心地はわりとサラサラしてる感じなのでウルトラ多用途SUより使いやすい感じです。アレすぐ乾いて粘度が出てきちゃうんでそこがイマイチなんですよね。

接着にかかる時間はかなり早くて塗り付けて材料を合わせるときには粘度が出始めてピタッとくっついてくれます。

実際の強度はさすが専用の接着剤ということもあり、ウルトラ多用途SUでの失敗の時のような脆弱さは全くなく、むしろ剥がすことは難しいでしょう。

ただ塗り付けて材料合わせてる最中に糸ひく感じになってくるので表面を汚しやすいのでマスキングして保護しておくか、後でヤスリで仕上げて塗装するかした方がよりきれいにできそうです。

あとは外れやすいシャベルの部分に貫通穴を開けてボルトで強制的に固定して完成!

 

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今のところ2歳児の激しい遊びにも耐えて頑張っています。
子供にとっておもちゃは値段じゃないんですね〜(´Д` )

 

ちなみにポリプロピレン、ポリエチレンもカバーした多用途系の接着剤はこちらです。

こっちを用意してもいいんですが、ポリプロピレン、ポリエチレン専用接着剤とは違って素材同士を溶かして付けるわけではないので接着の強度よりも多用途性をさらに求める場合におすすめですね。

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